君と送る徒然草～日常編～第３章 (ページ25)

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昼寝日和 Le(vixx) ページ25

Side Rv

久々の休日、勇んで遊びに行ったものの約束していた友達に突如裏切られ拗ねた俺はそのまま事務所の作業室に籠っていた

少し作業をした後、どうせならのんびりしようと宿舎に帰ってくる

綺麗になっているリビングに首を傾げつつ部屋に向かうと何かが視界に入った

Rv「…！？？」

俺の部屋の隣のリーダーとレオﾋｮﾝの部屋で、何故かハギョニヒョンが少し開いたドアを握ったままぷるぷる震えて蹲っている

Rv「っ何して…んすか、ﾋｮﾝ」←引
N「…っ、っ」声にならない

興奮したように口を抑え目を潤ませるﾋｮﾝにドン引きしながらも指差す部屋の中を後ろからそっと覗く

Rv「……、！？」
N「…！…！？」

見えた光景に思わず真顔になる、直ぐ様目線で何かを訴えかけてくるハギョニヒョンを引き摺ってリビングに直行した

Rv「っちょ！あれまさかAさん！？」
N「ﾃｸﾞﾅにも漸く友達が…見てよこれこの幸せそうな寝顔！！俺妬いちゃう！！」
Rv「何ナチュラルに盗撮してんの！？？そこじゃない！何であの！レオﾋｮﾝが！エクソ先輩に腕枕されてるの！？」
N「はっ…う、浮気！？」
Rv「そこでもない！！てか何であんたがレオﾋｮﾝの本命ポジ！？」
N「え…違うの？」
Rv「違うわ！！」

あの人見知りで大魔王で潔癖の気があるレオﾋｮﾝが自分のベッドを許すとは…
マンネですら容赦なく追い出すのに、あんな幸せそうな寝顔をさせるなんてどんな関係！？

携帯を覗き込むと二人が顔を寄せ同じような寝相で丸くなって眠る写真が何枚も、Aさんが腕枕をしてレオﾋｮﾝを緩く抱いている

Rv「…知ってたけど、Aさんイケメンかよ」
N「…いいなぁお肌まっちろ」沈

加工など一切していないにも関わらず、二人の写真は神々しいまでに美しかった
二人ともふわふわの黒髪だからか黒猫が二匹丸まっているようにも見える(Aは長め、レオは短め)

Rv「仲良かったんだ…ﾋｮﾝ内緒にしとくからその写真送って」←
N「っていうか俺がAさんのファンだってﾃｸﾞﾅ知ってるくせに…」拗
Rv「こうなるから言わなかったんでしょ」←
N「こうって？」
Rv「こうだよ」←←

その後、起きてきたAのぽやんとした寝起き姿のTVとのギャップに二人のハートは見事に撃ち抜かれた(それは後日詳しく)

予想が的中して不機嫌になるﾃｸﾞﾝを他所に
こっそりとNがSNSに挙げた写真が腐が付くファンをこれからリアルカップルの大渦に巻き込むことは…まだ誰も知らない