SVT Happy ページ10
この状況を表す言葉に一番しっくりくるのはこれだろう、
−混沌(カオス)
幸せパロメーターが振りきっている俺は、早々に表情筋を制御するのは諦めて意気揚々と楽屋のドアを空けて中を見渡した
Jh「あー!!ウォヌや!もう、どこ行ってたの?遅い!待ちくたびれた!」
Mg「ヒョーン!何で俺のこと置いてったんですか!ヒョン財布俺に預けてたじゃん!」
Wj「は?、いやいやならウォヌお前何しに行ったんだよミンギュも追いかけろよ」
Mg「いやいやジフニヒョン、気がついたらヒョンいなかったもん!携帯も出ないし!俺悪くな−い!」
叫ぶハニヒョンに涙目のミンギュ、呆れたように冷めた目でこちらを見るジフニも今なら全て受け入れられる気がする
ヒョン達に満面の笑みをプレゼントしたら何故か固まったからジュンヒョンとスニョンと喋っていたリーダーの元へと急いで駆け寄る
みんなを驚かせようとAヒョンにはドアの前で待ってもらってるんだから!
Sc「おーウォヌや、遅かったな…まだ始まりそうにないからいいけどさ」
Wn「いや、あの」
Jn「何か嬉しそうだね?あれ、財布忘れたんじゃなかったの?取りに戻ってきたの?」
Hs「え?でも手に持ってんじゃんジュース…ま、まさかお前…盗ってきたの!?」
Wn「いやちが」
Dn「ええ!盗んだの!?ヒョンそこまでしなくたって僕買ってきたのに!」
…話が進まない、ヒョン達が口々に喋るから何言ってるかわかんない…じゃなくて!
Sc「…どうしたウォヌや?」
Wn「ヒョン!お客さん来てるからみんなを黙らせて!!」
Sc「え、そうなの!?早く言え!おーい!みんな、静かに!!並んで!」
スンチョリヒョンの服を引っ張って何とか伝えるとあっという間にみんなを黙らせてくれた
…さすがリーダー!!
Sc「で?どうすんだ??」
The8「ヒョン、誰が来たんですか−??」
Wn「ちょっと待って…ヒョーン!!入ってください!!」
『…お邪魔、しまー、す………初めまして。』
漸く静かになった楽屋に入ってきたヒョンはそう言ってすっと一礼した
…広がる静寂…
恐る恐るみんなを見てみると見事に皆口が空いてる
Aヒョンを見ると、困ったように笑っていた
楽屋1面に今度は違った絶叫が響くのは、今から丁度3秒後のこと。
122人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:奏 | 作成日時:2015年11月11日 12時