君と送る徒然草〜日常編〜第１章

with Tao ページ49

AﾀｵCP

別名 双子ｶｯﾌﾟﾙ

誕生日が１日違い(5/1と5/2)であり初期の頃二人とも良く似た漆黒の髪に鋭い目付きであり、また共にﾓﾉｸﾛﾌｧｯｼｮﾝを好むため双子のようだとﾌｧﾝから名付けられた
甘えん坊かつわがまま彼女ﾀｵを諭す優しい彼氏Aの図
空港でﾀｵを庇って怪我をしたAを見て自分が守るべき人だと思ったと後に発言。
Aと御揃いのﾌｧｯｼｮﾝで腕を組む姿が見られる。二人とも武道を嗜んでいるためﾗｲﾌﾞでは殺陣を披露している。
Aの部屋に潜り込むﾒﾝﾊﾞｰNo.1、一緒に寝て後でﾒﾝﾊﾞｰに一人だけ怒られることが不満。
秘密話や文句を言う時は二人で中国語で喋る。

ーーーーー

薄暗い部屋の中微かに響く苦痛の声

Ta「うう…う、ん……」
『…、、たお？どうしたの…たお、起きて…』
Ta「んん！はっ…、っ、っ…あ、A…」

夢の中、何か大事なものを壊されてはまた落とされる、そんなことが延々と続く、恐ろしい夢

身体を緩く揺さぶられて何とか夢から抜け出すとそこには心配そうな顔をしたAがいた

Ta「うぇ、A…っひ、怖かった…、」
『…よしよし…大丈夫、大丈夫だよ…』

勢い良く抱きつくと抱き返してくれる、Aの遅めの心音が頭に響いて少しずつ落ち着いてきた

Ta「何か、わかんないっけど…ﾀｵの、無くなって…！」
自分でも何を言ってるかわからない、けれどAは何も言わずに頭を撫でてくれた

『……、落ち着いた？』
Ta「う…ごめん、起こした…」
『…ﾀｵを起こしたのはおれだよ…、気にしないの』
Ta「うぅー、A、大好き、ｽｷ」
『おれも…ﾀｵ、我愛你』

Aはいつの間にか中国語になっていた僕に合わて綺麗な音で返してくれた
それを聞いて少し前の記憶が蘇る

Aが来て少したった頃、中国ﾒﾝﾊﾞｰ同士でも韓国語しか使わずに頑張っていた。でも慣れない韓国語にﾎｰﾑｼｯｸになり必死に隠す僕に気付いて中国語で話してくれた。自分といる時は力を抜いてもいいよって、母国を大事にするのも大切なことだからって教えてくれた。自分も一人きりで異国の地に晒されてるのに、ﾀｵのことを気遣ってくれた。
それがとっても嬉しくて、それからAにべったりになったんだっけ…

Ta「A…⚪⚪⚪⚪⚪」
『…！！…ありがとう、ﾀｵ』

Aが母国語を堂々と喋れるようになるまで、ﾀｵが強くなって守るからね。
でも恐い夢を見た時は、こうやってずっと抱き締めてて欲しいな。

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