君と送る徒然草～日常編～第１章 (ページ23)

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SVT Happy 1st win ページ23

漸く、ようやくこの日が来た
音楽番組で頂いた初めての1位に俺達は歓喜の涙を流して抱き合った
楽屋に戻るまでにもスタッフさんが祝福の言葉をかけてくれるもんだから泣いてるメンバーは未だに泣き止まず

Wj「っふ、うぇ…」
Hs「うわぁぁぁぁぁぁんんんん」
Jn「よしよし…ほら、ｼﾞﾌﾅもｽﾆｮﾝも、そんな泣いたら明日辛いよ」
Dk「ﾋｮーーーﾝーーーー！、俺も嬉しい！」
Sg「ぶぇぇぇええええええ」
Wn「ちょ、ｿｸﾐﾅうるさい、ｽﾝｸﾞｧﾅ泣きかた汚い」
Mg「ひょーんーー俺も構って！ほら泣いてる！」
Vn「いや、ﾋｮﾝのは違う涙じゃ…」
Sc「っ…っ…っう」
Jh「あーもー、ｽﾝﾁｮﾗ、ほらタオル…お前がそんな泣くから俺泣けないじゃーん」
The8「ふふ…みんな泣き虫ー」
Js「こらこら、ﾐﾝﾊｵそんなこと言わないの。」
Dn「ふふ、僕幸せ！」

宥めるメンバーの瞳にもうっすらと光るものがあって、漸く楽屋について皆で喜びを分かち合った
お祝いの言葉を掛けに来てくれる人々にお礼を言いつつ帰る準備をする

スタッフさんや他の出演者がいなくなって泣き止んでも皆頬が緩むのは抑えられず、マネージャーを待っている間余韻に浸るメンバーを前にノックの音が響いた

近くにいたｼﾞｮｼｭｱが返事をしてドアを開けにいくと驚いたような声が聞こえてメンバーが振り向く
、そこには意外な人物が立っていた

『ﾁｭｯｶﾍ…、おめでとう、みんな』

Js「え、え、え、何でﾋｮﾝが！？？」
Jh「え、誰？見えないﾐﾝｷﾞｭどけ！」
Mg「っっ！！Aひょーん！！！！！！」
Vn「え、Aﾋｮﾝ！？？ちょ、ｽﾝｸﾞｧﾅ離れて！」

ﾐﾝｷﾞｭのばかでかい声に寛いでいた面々は一気に立ち上がるとそこには小さな花束を持ったAﾋｮﾝが嬉しそうに笑っていてメンバーは我先にと駆け寄った

『…ふふ、おめでとう、みんな、…ちょっとしか見れなかったんだけど…、ステージ、とっても良かったよ』
そう言ってにこにこと笑いながらｼﾞｮｼｭｱを撫でるとあっという間に真っ赤になった

Sc「ううっ…、ﾋｮﾝ、わざわざ来てくれたんですか！？」
Hs「ひょぉん…、ううヴ…ありがどぅう！！」
『あ…、ｽﾆｮｱ、泣かないで…、うん、丁度この近くで撮影、してたの、…みんな頑張ってたから、少し会いたく、なって…』

感動の涙を流すｽﾆｮﾝを困ったように宥めながらAﾋｮﾝは持っていた花束をｽﾝﾁｮﾙにそっと手渡した

The8「わぁ…きれいだね！色んな色がある！！」