vix leo moment ページ17
Vixx leo side
今日俺はとてつもなく機嫌が良いことを必死に隠していた
Kn「……、れおひょん、どうしたの？」
Le「…、何が」
HB「とてつもなく変な顔してます、というか…、」
Rv「……にやけてる」
Le「……」
……隠そうとしていた、だ。
今日は珍しく１日オフで、メンバーは朝から宿舎で久々の休日を過ごしていた。
ここ最近の仕事は今日のために頑張っていたといっても過言ではないくらい、大分前に取り付けたある約束を楽しみにしていた
でもこれをうっかり洩らそうもんなら絶対に誰か、いや全員着いてきかねないので今日まで必死でひた隠しにしてきたのだ
そして漸く迎えた今日、邪魔させてたまるか
と言っても出掛ける準備をしつつ楽しみのあまり緩みそうになる頬は隠しきれなかったようで、尋問のように詰問してくる
HK「…何かあるんですか？今日」
Kn「何かお洒落してるし…？？」
Le「ビクｯｯ……、いや、っないけど」
「「「「(わかりやすすぎますﾋｮﾝ…)」」」」
N「まさか…」
HB「…まさか？？」
N「っまさか！デート！？じゃないよね？！ﾃｸﾞﾅ！？？？」
青い顔して叫んだハギョナに脳内があいつの顔で埋め尽くされる
……デート、デートなのかな…これ、
そこまで考えて顔が一気に赤くなる、それを見てかメンバーはぎゃーぎゃーと騒ぎだしたもんだから面倒なことになったと今更頭を抱えた
の、だがその場を鎮めたのは意外にもあいつだった
何をしたのか(現実逃避してて見てなかった)メンバーを宥めると俺を廊下に連れ出してもじもじしながらも何か言いたげだ
Le「…なに」
Rv「何って…もぉー収めてあげたじゃないですかっ」
Le「……、ありがとう」
Rv「いいえ、ギブアンドテイクですから」
Le「…は？？」
Rv「Aﾋｮﾝでしょ、今日会うの」
Le「、！？？？何でそう思うの」
Rv「…俺も誘ってたもん、でも次のオフは先約があるからって断られたんです。それにﾋｮﾝがそんなでれでれと締まり無く幸せそうな顔するの子供と動物以外Aﾋｮﾝのことくらいだし」
Le「……」
何やら失礼なことを言われた気がするがここは我慢だ話が進まない
Le「…俺に何しろと？」
Rv「何も。ただ次俺がAﾋｮﾝと遊ぶときはﾋｮﾝも邪魔しないでくださいね、あとメンバーから守って下さい」
VIXXではメンバー皆がAを溺愛している。知り合ったのは俺が最初なのに…
優しいあいつはメンバーを平等に扱ってくれるが水面下じゃ激しい争奪戦が繰り広げられている
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作者名：奏 | 作成日時：2015年11月11日 12時
