基礎の時間 ページ8
「晴れた午後の運動場に響くかけ声
平和ですねぇ
生徒の武器がなければですが」
生徒は全員対先生用ナイフを振っている
ナイフの基礎の動きだ
体育の授業はこれから烏間が仕切るらしい
「基礎は身につけるほど役立つ
勉強も暗殺も同じだ。
だから、ナイフや狙撃、暗殺に必要な基礎は体育の時間で俺から教えさせてもらう。」
「なら、烏間先生！Aは良いんですか？」
俺は皆から離れた校舎前に勉強道具を持って座ってる
「あーもうやだ、やりたくない！俺も体育やりたい！遊びたい！俺だけこんなんやだ！やだ！」
「A君！頑張って！もう少しですから！」
「まるで、駄々こねる子どもと母親だな、」
「うん、」
杉野と渚が言っている
「すまないな、
Aは暗殺技術はかなり高いが学力が低すぎる、
だから、体育を返上して勉強する執拗がある。
そこを理解して欲しい。」
「A、勉強できない暗殺者だったんだ...」
授業が終わって校舎に帰って来る皆、
俺の近くに誰かが来る
「カルマ君...帰って来たんだ。」
「よー渚君久しぶり」
赤毛の男...男に興味はない
俺をジロジロ見てくるが無視する
そんなことより課題が終わらない。
「赤羽カルマ君...ですね
今日が停学明けですしたね
初日から遅刻はいけませんねぇ。」
「あはは、生活リズム戻らなくて
とりあえずよろしく先生‼」
気持ち悪、
愛想振りまいて...ありゃダメだ。
タコがカルマの手を握った
すると、触手が溶けた...
追撃のナイフを避けるとカルマから距離を取る
「ぶっ、殺せんせービビり過ぎ」
カルマが殺せんせーを挑発すると今度は俺の近くに来た。
「お前、暗殺者なんだろ、まだやれないってことはお前もチョロいわけ？」
「ん〜」
「ね〜どうなのさ。」
「お前がそう思うならそんなんじゃない〜」
俺は笑顔で言ってやった
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作者名：ローズ | 作成日時：2018年3月14日 16時
