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24九話目 ページ10
切島side
「バレないんじゃなかった‼?」
「相澤先生‼」
「若漆動くな‼此処にいろいいな‼
ブラドここ頼んだ
俺は生徒の保護に出る...」
相澤先生は部屋を出て行った
「ブラド先生‼
これは一体どういう⁈」
「わからん...此処の情報は誰にも知らせていなかった筈.....」
「...やっぱり、他の皆が心配です‼
僕も行かせてください‼」
「Aが行くなら俺も‼」
「駄目だ。お前達は此処で待機だ...」
「......わか...りました。」
「クソッ、」
俺とAは下を向く...
友達が危険な目に遭ってるのに何も出来ないなんて...
「鋭児郎君...僕も悔しいよ...だけど、
此処は＿」
「諦めなくてもいいですよ、若漆Aさん」
突然響いた声、
それと同時にAの真下に黒いモヤが現れた
「＿⁉」
Aが黒いモヤの中に落ちて行く
「っ‼A‼」
俺はAに手を伸ばす
あと少し、あと少しで...
「鋭児＿」
俺の手はAを...
掴めなかった
Aは黒いモヤの中に消えていった
「ああああぁぁぁぁ‼」
俺はAの居た場所に手をつく...
Aを守れなかった
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作者名：ローズ | 作成日時：2018年6月20日 13時
