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266話目 ページ27
「荼毘 拘束外せ」
死柄木さんの声に僕は反応した...
「は?
暴れるぞこいつ」
「いいんだよ
対等に扱わなきゃなスカウトだもの
其れに
この状況で暴れて勝てるかどうかわからないような男じゃないだろ?
雄英生」
...確かにそうだ
僕等はお互いに個性を知られている
其れに向こうの個性の情報もない...
戦って勝てる確率は低い...
カチャカチャと拘束を外す音が聞こえる
「君達を攫ったのは偶々じゃねぇ
ここにいる者事情は違えど人に、ルールに
ヒーローに縛られ...苦しんだ
君達ならそれを＿...」
BooooM
いきなり爆発音が聞こえた
「黙って聞いてりゃダラッダラよォ...!
要は『嫌がらせしてぇから仲間になって下さい』だろ⁉
無駄だよ
俺はオールマイトが勝つ姿に憧れた
誰が何言ってこようがそこァもう曲がらねぇ」
「爆豪君⁉
気持ちはわかったけど、
これ以上抵抗しちゃ駄目だよ⁉」
「うるせぇ、グラデーション女‼」
爆豪君は僕の拘束を壊した様で音が近くで響く
「逃げんぞ‼グラデーション女‼」
「＿!...出来たらね」
爆豪君はまだ諦めてない、
なら、僕も...
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作者名：ローズ | 作成日時：2018年6月20日 13時
