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二百六十2話目 ページ23
敦side
僕と太宰さんは脳無格納庫の前の裏路地で待機していた...
ヒーローはまだ来ない、
「太宰さん、向こうは...
鏡花ちゃん達は大丈夫でしょうか?」
「大丈夫さ、
其れよりも一番危険なのは私達の筈だよ...」
「...あれ?太宰さん...アレって?」
僕は脳無格納庫の前にやって来た五人組に目を向けた...
「...変装しているようだけど、
アレはAちゃんのクラスメイトだね...」
「何でこんな所に⁉
まさか、Aちゃんを助けに?」
「...行こう、敦君」
「え⁈」
太宰さんは路地を出て歩き出す、
僕はその後を追いかけた...
五人は酔っ払いに絡まれていた...
「一旦離れ＿」
「いやーこんな所に居た!
さっ此処は暗いからあっちで話そうじゃないか」
「え?」
太宰さんは五人を連れてその場を離れる...
「貴方は?」
「全く...君達は馬鹿なのかい?」
「い、いきなりなんだよ⁉」
「あ、あの、僕達は＿」
「＿‼武装探偵社の⁉」
「え、あ!確か敦さん...ですよね?
体育祭の時の...」
「あ、やっぱり、出久君達だよね?
何で此処に?」
「帰り給え...君達には何も出来ない」
太宰さんはいつもより低い声で云う
「けど、Aと爆豪が此処に居るかもしれねぇんだ‼」
「君達は戦う許可もない...
隠密で救い出す何て無理だ」
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作者名：ローズ | 作成日時：2018年6月20日 13時
