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二百五十7話目 ページ18
敦side
僕は一人探偵社に向かって歩いていた
随分と長い間泣いてしまった...
ずっと恨んで、憎んでいた筈なのに...
僕は一頻り泣いた後、
探偵社に帰ろうと歩いた...
Aちゃんはどうしているだろう...
僕が探偵社の扉を開けると
黒髪の男性がソファに座っていた...
「あ、敦君...」
谷崎さんが顔を真っ青にしながらこっちを向いた、
「谷崎さん?どうしたんですか?」
「......っ」
「彼も武装探偵社の?」
「はい...」
黒髪の男性が僕を見て国木田さんが答えた...
「...?あの、この方は?」
「...雄英の、Aちゃんの担任の先生だよ」
太宰さんが答えてくれるがその目は男性に向けられたまま動かない...
「敦君...実は......Aちゃんが攫われたらしいんだ...」
「...っ⁉どういう事ですか⁉」
「敦君⁉落ち着いて‼」
「何で⁈何があったんですか⁉」
「落ち着け、敦‼
...すみません、お話を進めて下さい」
国木田さんに止められ僕は黙ると
黒髪の男性が頭を下げた後話し出した...
林間合宿の三日目の夜肝試しをしている途中
『ヴィラン連合』と思われる組織の襲撃にあったらしい...
そして、Aちゃんは...
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作者名：ローズ | 作成日時：2018年6月20日 13時
