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この時私を救ってくれた2人は今私がいる『黒猫』の当時の最年長であり、リーダーである2人だった。
『黒猫』っていうのは、この辺りにいくつかあるチルドレングループのうちの１つのこと。
チルドレングループは、少年兵っていうわけではなくて、子供たちがこの紛争地域で生き残るために自分たちで作り上げた制度だった。
いくつもあるチルドレングループの中でも、『黒猫』はトップクラスのグループで、ある程度動ける者でないと置いて行かれるようなところだった。
他のグループは酷いと言っていたが、私はそうは思わなかった。
だって、そうした方が沢山の命が助かる可能性が上がったから。
逆に私は1番良いグループだとすら思えた。
私を救ってくれたリーダーたちは軽く自己紹介をして、私を『黒猫』に入れてくれた。
男の子の方は「エゼル・シャミア」元気で、笑顔がよく似合う好青年といった感じだ。
女の子の方は「サフラ・ハアム」エゼルのストッパー的存在で、頼れるお姉さんといった感じだ。これから頼らせてもらいます、姐さん。
それから、『黒猫』のアジトへ案内された。
さすがというべきか、ものすごく小さい子がいるわけではない。
1番小さい子でも、私と一緒くらいか、少し小さいからくらいの子だった。
2人は声を揃えてこう言ってくれた。
「「ようこそ、我らが『黒猫』へ。
ここのメンバーは全員が全員、みんなが兄弟だよ。」」
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水愛(プロフ) - 白の悪魔さん» ありがとうございます！もうすごく嬉しいです！これからまた頑張っていくので、よろしくお願いします！ (2018年4月2日 17時) (
レス) id: b9ec477e49 (このIDを非表示/違反報告)
白の悪魔(プロフ) - とてもステキな作品だと思い、評価を満点にさせてもらいました。お気に入り作者に登録させて頂きます。これからも頑張って下さい。 (2018年3月20日 0時) (レス) id: 468f3e0f33 (このIDを非表示/違反報告)
水愛(プロフ) - ようね。さん» そう言ってもらえると嬉しいです、ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2018年1月12日 15時) (レス) id: b9ec477e49 (このIDを非表示/違反報告)
ようね。(プロフ) - これからも応援してます！ (2018年1月11日 23時) (レス) id: 6cd0983997 (このIDを非表示/違反報告)
ようね。(プロフ) - とても面白かったです！好みドンピシャでした！ (2018年1月11日 23時) (レス) id: 6cd0983997 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水愛 | 作成日時：2017年12月31日 19時
