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『どこまで、ですか？
それは何についてでしょうか？』
心底 楽しそうにする私に嫌気がさしたのか、少しキレ気味に返される。
「ふざけるなっ！お前が私たちについて知っていることを話せと言っている！」
私は心の底からため息をつく。
この人たちはアホなのだろうか。いや、きっとそうに違いない。
『うん、それで？そこからどうするの？
私が知っている貴方達の情報を聞くだけ聞いて終わり？
それとも、私が貴方達にとって知られたくないことを知っていたら私を殺すつもり？
あ、もしかして…。
子供だから知っているはずない、なんて思ってる？』
「「……！」」
だめだよー最近の子供をなめてちゃ、なんて軽口を叩きながらヘラヘラと笑う。
図星だったのかまたしてもだんまりになってしまった彼ら。
『まあ、話進まないしね。いいよ、教えてあげる。
貴方達が知られたくないことっていうのは、どのことだろうね？
それぞれの軍での軍人の扱い方？
国民に対する無理な徴収？
それとも、
______________この紛争の本当のきっかけ？』
最後の私の言葉に心底驚いている2人。
なんて滑稽なんだろう。滑稽すぎて反吐が出る。
『この紛争で一体どれだけの人が犠牲になったんだろうね。』
きっと私の目は死んだ魚のような目をしているだろう。
この世の理不尽を見てきて、それを非難するような目を。
耐えきれなくなったのか 声を荒げる馬鹿2人。
「はっ、お前は何を言っているんだ！？」
冷や汗やばいですよ、おじさん。
「そうだ、この紛争のきっかけなどとっくにわかっているではないか！そんなことが知られたくないことなど…！！」
焦りすぎて怪しいのわかってないのかな、ほんと馬鹿。
そんな馬鹿2人の反応を楽しみながら、私はゆっくりと口を開く。
『…それが本当のことならね？』
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水愛(プロフ) - 白の悪魔さん» ありがとうございます！もうすごく嬉しいです！これからまた頑張っていくので、よろしくお願いします！ (2018年4月2日 17時) (
レス) id: b9ec477e49 (このIDを非表示/違反報告)
白の悪魔(プロフ) - とてもステキな作品だと思い、評価を満点にさせてもらいました。お気に入り作者に登録させて頂きます。これからも頑張って下さい。 (2018年3月20日 0時) (レス) id: 468f3e0f33 (このIDを非表示/違反報告)
水愛(プロフ) - ようね。さん» そう言ってもらえると嬉しいです、ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2018年1月12日 15時) (レス) id: b9ec477e49 (このIDを非表示/違反報告)
ようね。(プロフ) - これからも応援してます！ (2018年1月11日 23時) (レス) id: 6cd0983997 (このIDを非表示/違反報告)
ようね。(プロフ) - とても面白かったです！好みドンピシャでした！ (2018年1月11日 23時) (レス) id: 6cd0983997 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水愛 | 作成日時：2017年12月31日 19時
