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それから私たちは国連軍に保護された。
…保護されたって言い方はなんかムカつくので、保護されに行った、と言っておく。
他のチルドレングループの保護はだいたい終わっていて、もうウィンフランシスクにいるらしい。
だから今は、ここの基地には『黒猫』しかいない状態だ。
『黒猫』のことは他のグループから聞いていて、国連軍も私たちのことを探していたそうだ。
国連軍の人がこれからについて説明しようとしてくれたのだが、基本的なことは知っているのでこちらから質問していく形式にさせてもらった。
流石はトップクラスのチルドレングループね、なんて言われた。
…正直、うるせぇって思ったけどね。
…まあ何はともあれ、質問させてもらおう。
『私たちは後どのくらいこの国にいれるの？
ウィンフランシスクに移されるのはいつなのか知りたいです。』
ほんとによく知ってるのね、なんて呟き合う目の前の人たち。
…失礼な。
いいからさっさと答えろよ、なんてこと思いつつ、あの…？って声をかける。
「あ、あぁ…、えっと、ごめんね。
そうね、ちょうど今、他のグループが本部に向かったところだから少し時間はかかるかな…。」
『そうですか…。』
.
.
.
沈黙が私たちを包む。
見かねて目の前の人が、他に聞きたいことは？と言ってきた。
特にないです。と淡々と答える私。
他のみんなは？と後ろにいるメンバーに声をかけるも、似たような反応。
少し申し訳なくなって、フォローを入れる。
『すみません、急に言われてあまり思いつかなくて…。
聞きたいことができたらまた声をかけさせてもらいます。』
この際、質問させろと言ったのはこちら側だとかいうことは気にしない方向で。
そしたら、パッと顔を明るくして、遠慮なく言ってね！と声を大きくする目の前の人。
…なんか可愛いな。大人のくせに。
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水愛(プロフ) - 白の悪魔さん» ありがとうございます！もうすごく嬉しいです！これからまた頑張っていくので、よろしくお願いします！ (2018年4月2日 17時) (
レス) id: b9ec477e49 (このIDを非表示/違反報告)
白の悪魔(プロフ) - とてもステキな作品だと思い、評価を満点にさせてもらいました。お気に入り作者に登録させて頂きます。これからも頑張って下さい。 (2018年3月20日 0時) (レス) id: 468f3e0f33 (このIDを非表示/違反報告)
水愛(プロフ) - ようね。さん» そう言ってもらえると嬉しいです、ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2018年1月12日 15時) (レス) id: b9ec477e49 (このIDを非表示/違反報告)
ようね。(プロフ) - これからも応援してます！ (2018年1月11日 23時) (レス) id: 6cd0983997 (このIDを非表示/違反報告)
ようね。(プロフ) - とても面白かったです！好みドンピシャでした！ (2018年1月11日 23時) (レス) id: 6cd0983997 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水愛 | 作成日時：2017年12月31日 19時
