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後から父と同じ仕事場の人が来てくれた。
聞くところによると、父はまだ一応 無事らしい。
微妙な言い回しに腹が立ったけど、結局何も言えなかった。
母は
「まだ生きてるならなんとでもなる。
大丈夫、大丈夫。」
って私を不安にさせないように、自分に言い聞かせるように、ボソボソと呟いていた。
それから今住んでいるところから避難しなくてはいけなくなった。
避難所へと移動している時、「パシュシーア」の軍が攻めて来た。
私たちが一緒に行動するグループのほとんどが、やられてしまった。
それでも私たちは、諦めなかった。
「…ッ、Aっ！真由っ！」
そこで父の声が聞こえた。
本当に安心した。もう大丈夫だって思った。
でも違ったんだ。
父は手に銃を持って、体の所々を赤く染めていた。
『父…さん…？』
「A、真由、逃げるぞ。付いてこい…！」
わけがわからなかった。
どうしてそんなもの持ってるの？
どうしてそんなに血が付いてるの？
どうして
＿_私の後ろの人が血を吐いて倒れているの？
その後はとにかく走った。
走って、走って、走って＿＿＿…
どこに行けばいいのかもわからないまま、足が痛くても、御構い無しに走った。
途中で母が足を撃たれて、走れなくなって、向こうにいってしまった。
途中で私が撃たれそうになったところを、父が庇って倒れた。
私は父の銃を持って、走った。
私は人生で初めて銃を、使った。
命の危険を感じた。
＿＿＿＿人がいなくなるところを見た。
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水愛(プロフ) - 白の悪魔さん» ありがとうございます！もうすごく嬉しいです！これからまた頑張っていくので、よろしくお願いします！ (2018年4月2日 17時) (
レス) id: b9ec477e49 (このIDを非表示/違反報告)
白の悪魔(プロフ) - とてもステキな作品だと思い、評価を満点にさせてもらいました。お気に入り作者に登録させて頂きます。これからも頑張って下さい。 (2018年3月20日 0時) (レス) id: 468f3e0f33 (このIDを非表示/違反報告)
水愛(プロフ) - ようね。さん» そう言ってもらえると嬉しいです、ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2018年1月12日 15時) (レス) id: b9ec477e49 (このIDを非表示/違反報告)
ようね。(プロフ) - これからも応援してます！ (2018年1月11日 23時) (レス) id: 6cd0983997 (このIDを非表示/違反報告)
ようね。(プロフ) - とても面白かったです！好みドンピシャでした！ (2018年1月11日 23時) (レス) id: 6cd0983997 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水愛 | 作成日時：2017年12月31日 19時
