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暴かれる過去7 ページ15

緋「よし着いた着いたー!」


櫻「えっここ‥」


そこは『スナックすれちがい』と書かれてあった。



白「櫻井先生と一緒に来たの久し振りだよねー」


藤「よっしゃたーんと飲むぞー!」


冴「あなたが飲みすぎたらダメです。」


藤「おお、そうだった。」


メ「あらいらっしゃ〜いってAじゃない!?久し振りね〜!」


櫻「洋子ちゃん‥」


メ「いつぶりに会ったかしら?」


櫻「んーとね、一週間前位かな?」


藤「結構最近じゃねえか。」


冴「余計なこと言わない。」


藤「はい。」


白「櫻井先生もここ来てたの?」


櫻「うん、まあ。」


緋「私達も来てたんだよ。よく会わなかったね(笑)」


櫻「そっそうだね。」


メ「はいはい雑談はそこまでにしてたーんと飲みなさい!」








と、言われると早速Aがビールジョッキを一杯飲み干した。


緋「や、やばくない?」


白「す、すごいね」


冴「ほら、聞くなら今のうちですよ。」


藤「誰が聞くんだよ」


緋「じゃあ私聞く。ねえ櫻井?」


櫻「んー?なんですかあ?」


白「もう酔ってる‥」


緋「あんたさ、なんで突然無表情になったわけ?」


櫻「ん?えーとね、」




そこまで言うと急に悲しそうな表情を見せた。





緋「なに?」


櫻「私の‥両親を‥彼に‥殺された‥」


緋「は、?」


白「え、」


藤「まじかよ‥」


冴「嘘でしょ‥?」


櫻「私も殺されかけた。ほら、この傷。」





と、いって首にある深い傷を皆に見せた。




櫻「私、彼のこと大好きだったのに‥両親だって大好きだったのに‥どうして大好きな人に大好きな人を殺されなきゃいけないのよ‥ グスッグスッ」




泣き始めてしまった。






緋「あんたも殺されかけたってどういうこと?」


櫻「普通に両親と3人で家にいたら彼が来て両親殺して私も殺そうとした。その時近所の人が悲鳴が聞こえたってうちに来てくれたの。私を助けてくれた。」



白「そ、そうだったんだ‥」




櫻「う、うう‥洋子ちゃん‥ビール‥もう一杯!」



メ「あっう、うんわかったわ。」









暴かれた過去。それだけAは重いものを背負って生きてきたんだと白石達は思い知った。

過去を知った私達→←暴かれる過去6



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こっちゃん - バーなんですけど『すれちがい』ではなく『めぐり愛』では? (2018年4月29日 20時) (レス) id: 4345401185 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーちゃん(プロフ) - 優子さん» いえいえ。お気になさらず。私もよく誤字脱字ありますから… (2017年10月21日 0時) (レス) id: 0dd245588f (このIDを非表示/違反報告)
優子(プロフ) - 間違ってました!ごめんなさい!気をつけます!ご指摘ありがとうございます! (2017年10月20日 21時) (レス) id: c9f1ca408c (このIDを非表示/違反報告)
あや - 頑張って下さい! (2017年10月19日 19時) (レス) id: bf70448eda (このIDを非表示/違反報告)
みゅーちゃん(プロフ) - 『再開』ではなく『再会』じゃないですか?『同様』も『動揺』だと思います。 (2017年10月17日 16時) (レス) id: 0dd245588f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優子 | 作成日時:2017年10月12日 17時

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