3話 ページ5
No side
「さてと、トン氏。これから参謀本部に戻って作戦を立て直すゾ！」
「当たり前や、グルさん。」
グルッペンとトントンが向き直り二人で少し話すと、トントンが異変に気付いた。
「なぁグルさん。あれなんやと思う,,,,？」
そう言って指を指すのは戦場の方だ。トントンに言われ、グルッペンもそちらを注意深く見る。
「何だ,雲が割れている,,,,？」
戦場は先ほどまでの泥臭い曇りから一変。光が射していた。二人は見たことも無い現象に目を離せなくなる。
「何だか、神様でもいるみたいやなぁ。」
そう、トントンが言葉を溢す。グルッペンは肯定するように黙った。その瞬間だった。
「うっなんだｯｯ!?」
「グルさんｯｯ!!!」
いきなり二人の目を焼くような眩い光が射す。トントンは咄嗟にグルッペンを庇う体勢を取った。
「ん。なんや,,,,？」
「今のはなんだったんや。」
二人に怪我はない。強いて言うなら、少し目がチカチカする程度である。二人が今の現象を理解出来ず混乱しているさなか、誰かが走ってくる音が聞こえた。
「グルッペンさん！トントンさん！ご無事でしたか!?」
「エーミール,,,,！」
二人の無事を確認したからか、エーミールはホッとしたような表情で駆け寄ってくる。
「エーミール無事だったか。」
「お二方もご無事でなによりです。」
「結局、今のは何だったんや。」
「私も分かりかねます。お二人が心配で何も確認せずこちらに来てしまいました。すみません。」
「いや、気にしなくてええでエミさん。あんたも気が動転していたんやろ？」
そう言ってトントンがエーミールをフォローするなかグルッペンが言う。
「だが、本当に何があったのだろうか,,,,。」
「総統閣下!!」
そこに、ドタドタと一般兵が現れる。
「なんや、落ち着け。」
「はっ、これは大変失礼致しました！書記長様！参謀長様！」
「それで？用件は何だ。」
その兵士が伝えたことは十分に幹部たちを驚かせる物だった。
「只今戦場の様子を確認したところ、敵兵、自兵ともに全兵眠っているとのことです！」
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なみだめ(プロフ) - Nanakiさん» 来てくれた〜！うれぴ。あんがとよ褒められるんまじ嬉しいんじゃ〜♪更新頑張るぜ (2019年11月18日 23時) (
レス) id: 7cd0524e66 (このIDを非表示/違反報告)
Nanaki(プロフ) - 来ちゃいました！読んじゃいました！魔法...良き。小説なのにどんな景色なのか、情景なのかが分かってしまうなみだめさんの文のわかりやすさ凄い。更新頑張ってください♪ (2019年11月18日 23時) (レス) id: 98fbb2e461 (このIDを非表示/違反報告)
なみだめ(プロフ) - YUKARI♪さん» 読んで下さったんですね♪ありがとうございます！はまってくれたなんて,,,,褒めても何も出てきませんよ〜今後も読んで下さると嬉しいです！o(^-^o)(o^-^)o (2019年11月16日 16時) (レス) id: 7cd0524e66 (このIDを非表示/違反報告)
YUKARI♪ - イベントから来ました！初めて読んだのですが，すごく面白かったです！ハマっちゃいました(#^.^#) (2019年11月16日 14時) (レス) id: ac04f3e538 (このIDを非表示/違反報告)
なみだめ(プロフ) - かれーるーさん» ぐっぐぁぁぁぁーーーー。『そしてなみだめは死んだのであった。完』,,,,悪ふざけは此処までにして、コメントありがとうございます！これからも頑張って更新しますのでお楽しみに！ (2019年11月10日 8時) (レス) id: 7cd0524e66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なみだめ | 作成日時：2019年10月15日 17時
