13話 ページ16
Daisensei side
「っと,,,,こんなところか。」
そう言ってグルちゃんは伸びをした。トンちはそんなグルちゃんに少し笑って言葉を紡いだ。
「取り合えず、映像に映っていた青年がこの一連の現象を起こしたと考えて間違いないやろ。兵士の話の裏も取れたしな。」
「私も特に異論は有りません。」
「さて、此処からどうしようか。」
情報交換も済んだことやしなぁ。そういえば,,,,。
「なぁ、グルちゃん。その青年君って今医務室に居るんやろ？皆で様子見に行かへん？」
「確かに、そうだな。では、そうするとしようか。」
「ええな。」
「私もお供いたしますよ。」
青年君に会うの楽しみやなぁ。どんな子なんやろ。
「失礼致します！総統閣下、アルファから電報が,,,,。」
すると、少し駆け足で兵士がやって来て、グルちゃんを呼び止めた。
「何だ。読み上げろ。」
幹部の間に緊迫感が生まれる。
「はっ。―ワルセリア総統、グルッペン殿。そちらの耳にもこの一連の現象のことは伝わっているだろう。そこで提案なのだが、一度時間を置かないだろうか。そちらにとっても悪い話では無いだろう。善い返事を待っている。―とのことです。」
,,,,成る程。彼方さんも今回の件については相当焦っているみたいやな。
「―此方としてもその提案は嬉しいものだ。是非乗らせていただきたいと思う。細かい日時を追って決めたいのでそちらの用意が整い次第連絡していただきたい。―と返しておいてくれ。」
「相手国からの停戦の提案ですか,,,,。」
エミさんはそう言って少し考え込む様な素振りを見せる。トンちはホッとした表情で続ける。
「俺ら的にはほんまに助かるわ。こっちもこっちもで忙しくなりそうやからな。」
「せやなぁ。」
幹部各々が違う感情を見せるなか、グルちゃんはというと,,,,。
「お陰で青年をゆっくり勧誘することが出来るな。ｸｯｸｯｸｯ,,,,。」
「いつも通りやな。」
「聞かなかったことにしてええかな,,,,。」
「まぁ,,トントンさんお疲れ様です。」
これに関してはいつまでも変わらんと思うなぁ。がんばれトンち。そうして僕らは青年君の待つ医務室へ向かうのであった。
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なみだめ(プロフ) - Nanakiさん» 来てくれた〜！うれぴ。あんがとよ褒められるんまじ嬉しいんじゃ〜♪更新頑張るぜ (2019年11月18日 23時) (
レス) id: 7cd0524e66 (このIDを非表示/違反報告)
Nanaki(プロフ) - 来ちゃいました！読んじゃいました！魔法...良き。小説なのにどんな景色なのか、情景なのかが分かってしまうなみだめさんの文のわかりやすさ凄い。更新頑張ってください♪ (2019年11月18日 23時) (レス) id: 98fbb2e461 (このIDを非表示/違反報告)
なみだめ(プロフ) - YUKARI♪さん» 読んで下さったんですね♪ありがとうございます！はまってくれたなんて,,,,褒めても何も出てきませんよ〜今後も読んで下さると嬉しいです！o(^-^o)(o^-^)o (2019年11月16日 16時) (レス) id: 7cd0524e66 (このIDを非表示/違反報告)
YUKARI♪ - イベントから来ました！初めて読んだのですが，すごく面白かったです！ハマっちゃいました(#^.^#) (2019年11月16日 14時) (レス) id: ac04f3e538 (このIDを非表示/違反報告)
なみだめ(プロフ) - かれーるーさん» ぐっぐぁぁぁぁーーーー。『そしてなみだめは死んだのであった。完』,,,,悪ふざけは此処までにして、コメントありがとうございます！これからも頑張って更新しますのでお楽しみに！ (2019年11月10日 8時) (レス) id: 7cd0524e66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なみだめ | 作成日時：2019年10月15日 17時
