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「「ええええ〜〜〜!?!?」」
「ごめんね…!言ってなかったよね、」
魁利「嘘だろ、Aちゃんが…」
警察とはいえ、私は席を置いているだけで怪盗側。ルパンレンジャーがどこの誰かは知らないが、ノエルさんの助手のようなもの。
そんなこと、彼らには口が裂けても言えないが。
「事務みたいなものですから、肩書きだけですよ」
圭一郎「お前は早く現場に復帰しろ。十分動けるようになっただろう」
咲也「え!Aさんって戦えるんですか!?」
「いえそんな、」
司「嘘をつくな。同期の検挙率は現場から遠ざかっている今でもトップだろう?」
咲也「えええ!!すごいじゃないですか!!!」
「いや、あの……」
初美花「Aさん、すごい、ですね!」
複雑そうな表情を浮かべつつも、笑ってそう言ってくれる。魁利くんも、透真さんも、同じように少し影の差した顔をしていた。
……ああ、そうか。
私は最後の一口を飲み込んで、透真くんたちの元へ食器を持って行く。
初美花「あ!すみません、」
「ううん、ごちそうさま。今日も美味しかったです。……それと、」
私は
「私は、あなたたちの味方だから」
勢い良く私のほうを見て、戸惑いの表情を浮かべる。うん、やっぱり。彼らが、そうなのだろう。
「司、このあとノエルさんもくるの?」
司「ああ、すぐに来ると思うぞ」
「そっか。ノエルさんが来てからは私の仕事は九割彼の補佐だから、私の仕事が気になるならノエルさんに私のこと聞いてみてね」
咲也「それ俺たちでも良くないですか〜?」
「ふふ、そうかもしれませんね?」
私はまたね、と店をあとにした。
Calm down!My Heartbeat…! *五十嵐一輝→←*
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悠夢(プロフ) - *桜もち。さん» ご感想ありがとうございます!お褒め頂けてとても嬉しいです……!応援の言葉までありがとうございます。自分なりに頑張りますね! (1月12日 17時) (レス) id: 5e7eb9f08a (このIDを非表示/違反報告)
*桜もち。(プロフ) - 初めまして…!主様の小説を初めて拝見させて頂きました!凄く読みやすくて素敵な文章だと思いました✨無理のないように更新頑張って下さい…! (1月10日 20時) (レス) @page44 id: fae296cbc1 (このIDを非表示/違反報告)
悠夢(プロフ) - 余白のむらさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけると気持ちが楽になります…!早く帰って来れるように頑張りますね! (2022年2月6日 23時) (レス) id: 5e7eb9f08a (このIDを非表示/違反報告)
余白のむら(プロフ) - 私も他のジャンルに沼って小説がかけなくなることが多々あります……笑 悠夢さんが帰ってくるまで待っています! (2022年2月6日 21時) (レス) @page24 id: 3edb9aa810 (このIDを非表示/違反報告)
悠夢(プロフ) - 稜雅さん» 初めまして。ご感想とリクエスト、ありがとうございます!お楽しみいただけているようで良かったです!センさんのお話かしこまりました。 (2022年1月23日 10時) (レス) id: 5e7eb9f08a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:悠夢 | 作成日時:2021年12月19日 8時