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4個目 嘘 ページ6

12月23日 夜 6年目

ガチャッ


船「ただいまー。」


俺が帰るとリビングの方から


「お帰りなさい。」


と声がした


靴を脱ぎリビングの扉を開ける


「泉羅、ご飯できてるよ。早くたべよう。」


船「そうやな。」


俺は部屋に行き鞄を置き着替えて手を洗う


そしてリビングに戻ると料理が並べられていた


船「おっおいしそう。いただきます。」


「どうぞ。」


数十分後


食べ終わり二人で片付けをした


船「A、先に風呂入るな。」


「うん。」


俺は風呂に向かう


入っている間俺はあの事を考えていた


船(イブのことAに話さんとな…。)



あの事をAが知ったら俺はもう彼女のとなりにはいられへん


それだけはいやや



俺は腹をくくり着替えて風呂を出る


船「A、あがったで。」


「あっ泉羅。明日のイブのことなんだけどここ行きたい。最近人気なんだって!」


Aが雑誌のようなものを持って座っていた


俺が近づいていくと見ていたところを俺に見せてくる


それはショッピングモールに新しくできたらしいスイーツの店だった


楽しそうに話すA


それにこれから話すとどうなるのか想像がついてしまうのだ


「美味しそうだよね。」


船「A、その事なんやけど…。」


「…どう…したの?」


船「……実は明日と明後日…つまりイブとクリスマスに浦島坂田船のライブの打ち合わせが入ってな、行かなきゃならへんのや。せやから明日はいけない。…ごめんな。」


「…そ…そうなんだ。」


Aは悲しそうにした


船「A…。」


「だっ大丈夫だよ!去年もだったし…毎年大変だね。」


そうなのだ


この4年間俺は浦島坂田船の会議という理由で家をでて菜々とあっているのだ


「何時ごろ?」

船「26日の朝ぐらいに帰ってくる。明日は結構早いかもな。」


「分かった。じゃあお風呂入ってくるね。先に寝てていいから。」


そういってAは風呂に向かった


彼女は笑っていた


けれど目がうるうるしていた



また悲しませちゃったな


ごめんなA


こんな彼氏で

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設定タグ:浦島坂田船 , センラ , 浮気   
作品ジャンル:恋愛
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琴葉 -  感 動 (2018年11月23日 16時) (レス) id: 36978f0e24 (このIDを非表示/違反報告)
坂口美希 - 坂田依子 (2018年11月7日 0時) (レス) id: 27382a7b9f (このIDを非表示/違反報告)
坂田依子 - ふゆ (2018年10月8日 1時) (レス) id: 27382a7b9f (このIDを非表示/違反報告)
ちーず@ラ&リス - 山犬さん» 大丈夫ですよ!!気長に待ってます♪頑張ってください!(p`・ω・´q) (2018年7月27日 22時) (レス) id: 04ae70168f (このIDを非表示/違反報告)
山犬 - ちーず@ラさん» いつの間にか期末も終わってて焦りましたww遅くなってすみません<(_ _)> (2018年7月7日 10時) (レス) id: 0a1d25e071 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:山犬 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org./u.php/hp/2018821/  
作成日時:2017年3月26日 19時

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