33 走る走る ページ33
有岡side
テスト前で部活の停止になり、より一層勉強に励んでおります有岡です
でも、最近悩みができました
それは
伊野ちゃんを見ると心臓の音が変になることです...
大変困っております
それなのに光から朝ラインが来て
『光 : ごめん！今起きた！今日朝勉強会欠席で！』
光め......！
光がいないせいで伊野ちゃんと教室で2人きり
俺はさっきからずっと心臓がうるさい
伊「大ちゃん？ほら集中しよ？ラストスパートだよ！」
大「あ、うん！」
ドキッ.......
ドキッ.....
あーうるさい！
伊「大ちゃんどうしたの？顔赤いよ？」
大「えっ、だ、大丈夫だよ」
伊「でも本当に真っ赤だよ？熱あるんじゃない？」
そう言って伊野ちゃんは俺のおでこに自分のおでこを重ねた
鼻がくっつきそうな距離
伊野ちゃんの顔がいきなりドアップになる
大「..........っっっ！！！！」
伊「大ちゃん！？」
ｶﾞﾀｯ
俺はもうどうしたら良いのか分からなくなって
気づいたら教室を出て廊下をダッシュしていた
ドキッ...ドキッ...ドキッ...ドキッ...
なんなんだこの音！！全然止みそうにない！！
頭の中は真っ白
どこを走ってるのかもわからないほど勢いに任せて廊下を駆け回る
ﾄﾞﾝｯ
誰かとぶつかり、俺は後ろに倒れこんだ
大「いっってぇぇ！あ、ごめんなさい！って、薮さん！？おはようございます！」
薮「おお！大ちゃんおはよ。こんな朝からダッシュして何やってんだよ？」
大「あー、ちょっと色々あって...薮さんは何してるんですか？」
薮「俺は生徒会の仕事があるからねー。」
薮さんと話しているうちに、やっと正気に戻ってきた
大「あの、薮さん。相談があるんですけど」
薮「おう、どうした？」
大「最近、ある人を見ると、スッゲー心臓がうるさいんです。なんなんですかコレ？」
薮「な、なんだと！？......そうかそうか！大ちゃんにも春が来たんだなぁ......！」
大「え？な、何言ってるんですか？」
薮「ふふふ....大ちゃんよ。さては君、『恋』をしているな？？」
大「え........？？？」
俺が
伊野ちゃんに
恋？
テストまであと2日
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Aduki(プロフ) - るりさんありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです！どんな展開になるのか、楽しんでくださいね！ (2019年2月12日 20時) (
レス) id: 5298804aeb (このIDを非表示/違反報告)
るり(プロフ) - これはいのひかなのかやぶひかなのか。妄想が膨らみます！見てて楽しいです！ (2019年2月12日 18時) (レス) id: eeedadf368 (このIDを非表示/違反報告)
Aduki(プロフ) - こーちゃんさんありがとうございます！最近は更新が遅くなりがちですみません...。これからも頑張ります！ (2019年2月7日 16時) (レス) id: 5298804aeb (このIDを非表示/違反報告)
こーちゃん - Adukiさん はじめましてこーちゃんです！ 更新頑張ってください!! (2019年2月7日 9時) (レス) id: 19d7d59a6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Aduki | 作成日時：2019年1月7日 16時
