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毒を食らわば皿まで ページ5





「ふーん…能力が凄いからかダウンの症状が他の人の倍って訳なのか……」



まー、と呼ばれた男と潤ちゃんと呼ばれた男はjackとは違う声の主に驚き顔を上げると



「あらqueen様」


とjack
その言葉にいち早く反応をしたspade


「queen!?」と若干興奮したように名前を言うと



「何だその顔は、俺は化物か」


口角をクイッと上げこちらに笑みを向けた男に向かって



「いっいえめっめ滅相も無いです!!」


と吃りながら返事をしたのは
潤ちゃんと呼ばれた男すなわちspade。queenの姿を名前を聞いただけで興奮するのは無理もない。何故なら潤はqueenの大ファンであり尊敬する人だからだ。



「ふふ…潤ちゃんほんとクイーン様のことが好きなんだね……」



とまー、と呼ばれた男すなわちaceが潤から離れようとした瞬間ぐらっと倒れそうになり


「あっ!おい!凭れてろよ…ダウンで暫く動けねーだろーが」


と潤の胸にまた持たれさせられた
雅紀は少しおちゃらけたように


「今日はいける〜〜って思ったんだよ〜〜」



と笑うと



「何で今日はいけるって思ったんだよ」


「なんとなく!」


「はぁ...そのなんとなくっての止めろ!後少しで後頭部をコンクリにぶつける所だったんだぞ?」


「俺けっこー石頭なんだよ!だから大丈夫!」


「石頭だからって....はぁ全く」



とまた言い合いをしていると



「ふふ、二人とも仲が良いのだな。」




二人を見ていたqueenが
仲がいいのは喜ばしい事だ、と言いながら背後へ振り向き




「ようこそnoaへ」


といつの間にかそこにあったドアを開くと




「いらっしゃい〜雅紀くん、潤くん」



とふにゃふにゃした声で二人を呼び
豪華な椅子に座りテーブルに足を掛けている男が居る


「誰....?」と雅紀と潤と困惑していると




「あれ〜知らないの〜」
と残念そうな顔で居る先程の男


困惑している二人を通り抜け
ずかずかと部屋の中に入り
これまた豪華なソファーに座りながらjackが


「そーいやーおじさん顔出ししてないからじゃない?」



「あ〜だからかぁ〜」


と会話する二人に
えっ?えっ?と困惑する二人に

ふふと笑いながら


「楽しい二人であろう?さぁ中に入って。自己紹介はそれからとしよう」とqueenが提案をすれば訳が分からないからかそれともずっと憧れていたnoaに入れるからか




ドキドキを胸にドアの向こうへ足を踏み入れた








毒を食らわば皿まで 続く…かも

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作者名:さつき | 作成日時:2017年4月24日 7時

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