風変わりな人狼ゲーム

ゲーム4 ページ8

シャオロン視点

『ラスクその子の処分は私がするよ』


ぶつかってしまった女の子が冷たく言い放った
コネシマと遊んでて飛び出して人にぶつかったと思ったらその人は偉い人だったらしい……

『だからラスクは先に帰って居てくれ』
ラスク「何故です姉様僕もその愚か者の処分を見たい 」
不気味に笑うラスクと言う男俺はどうなるんだろう
『ラスクを……大事な弟を汚す訳には行かないから』
『先に帰っていてくれ良いか？』
ラスク「ﾊﾟｧｧ大事な弟((ﾎﾞｿｯ…」
ラスク「はい!!姉様おい帰るぞ!!」
執事「はいそれではあや様お先に」

二人がいなくなってあやと言う人がこちらを見ている
その目には光がなく綺麗なオッドアイが妖しげにこちらを見つめている

俺は殺されるのだろうか

コネ「おっおい!!」









自分視点

大事な弟と言うとラスクは満足気に帰って行った
母親に似て単純なんだな……

さてと……此奴らはどうするか
シマシマ「おっおい!!」
『ん？なんだ』
シマシマ「ぶつかった事は謝るよごめんなさい」
シャオ「ごめんなさい」
シマシマ「だから殺さないでくれ大事な友達なんだ」
シャオ「シンマ……」
『殺しはしないよ』
シマシマ「そこをなんとか……えっ!!」
『さっさと帰りなさい』
『次からは周りを見てから遊ぶんだゾ』
シャオ「あぁありがとうございます」
シャオ「だけど処分しなくてもいいんですか？」
『いいから処分されたいの？』
シマシマ「良かったなシャオロン!!」
シャオ「あぁほんまありがとうじゃぁな」

笑いながら楽しげに去っていく

その姿に羨ましく思えたのは


気っと



気のせいだろう

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