ヨコハマに来た警察官

Number21 ページ21

『どんな条件であれ、私には確信がある。神は絶対にサイコロを振らない。(アルベルト・アインシュタイン)』
とある偉人のお名言である。
どんな状況下であっても必ず物理的法則があり、それを求めづつけるのが人間の心理であると言うのだ。
しかし、この格言には穴がある。
果たして「神」という存在を物理方程式に当てはめられるか？



［異能］という異端の力に人間の法則は通用するか？



ドン！



異能という非科学現象と重力からなる物理現象が融合し



降谷零の思想は中断を余儀なくされた
思想と言うより現実逃避に近かったが、、



「指示を！降谷さん」



どうする？パターンから推測出来る奴の異能力は周囲の物質の重量を操る能力、もしくは物質を浮遊される能力、他に考えられるのは、、、
　


「、、残りは、。まぁ、いい失敗するビジョン程思考を妨げる物は無い。
風見！身をかがめろ！」



風見が身をかがめた瞬間
その上を手榴弾がかすめる
とある犯罪グルーブの押収品である。



「今の内から、弁解しなければな！！！」



1つ確かな事がある。それは奴は異能力は操ってはいないと言う事だ。能力は自らの視界や一定の周囲で威力を発揮する物。それならば奴の周囲で強制的に手榴弾を停止させればいい。




「此れで、、」




次の瞬間、彼が見たの傷1つない小柄な人影だった。



「なる程なぁ。発想は悪くないぜ。
でもお前らは1つ思い違いをしている。俺の異能力は、、、

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