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Number13 ページ13

ヨコハマのとある河川敷

降谷零は二度目のヨコハマの地に足を着けていた。


川に来るとは、これではなんの為に早く来たのか、、、



特に深い理由は無い
では何故、風見を撒いてまでここに来たか?


川の音が周囲の雑音をもかき消す
それは人間の足音でさえ例外ではない


「おぉ!、安室さんじゃないか!
まさか、入水しに来たのかい?私も同じだよ!」


もはや、一周回って、突っ込むポイントが見つからない言動。そして、、


「、、!、久しぶり、ですね」


先程まで、後ろに気配は無かった
川の音にかき消されていたのだろうか?


相変わらず、油断ならない男だと思う。


しかし、


降谷零はその男にどこか既視感を持っていた。


いつの間にか朝日は顔を出していた。


「どうかしたのかい安室さん?いきなりだまりこんで、」


人に警戒を許さない、貼り付けたような笑みで


「いえ、少し朝が早かったもので
  そういばなんて呼べばいいですか?」


これはすでに降谷自身が、これからも名前をよぶ機会があると無意識にも感じている証拠なのだが、、それを指摘する者は居なかった


「じゃあ、太宰とでも呼んでくれ給え
安室さん!」


「じゃあ、そう呼ばせてもらおうかな?」


僕がほぼ初対面の人間を呼び捨てにする日
が来るとは、、、


その考えを見透かすように
その男は、再び貼り付けたような様な笑みで
笑うのだった

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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 名探偵コナン   
作品ジャンル:アニメ
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(プロフ) - 好きです(唐突な告白)(( (2019年8月25日 3時) (レス) id: d0d516be25 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - ありがとうございます!すぐ直します! (2019年2月10日 20時) (レス) id: 40df59a5bc (このIDを非表示/違反報告)
光牙(プロフ) - Number9の異能特務化は異能特務課の間違いだと思います! (2019年2月8日 5時) (レス) id: 9f1be4066b (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - 返信遅くなってすいません、すぐ直します! (2018年9月27日 15時) (レス) id: 0177018393 (このIDを非表示/違反報告)
警察学校組尊い(プロフ) - 2個くらいそうなっている個所があります (2018年9月25日 20時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あいうえお | 作成日時:2018年9月3日 13時

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