としみつと1歩 ページ15
としみつside
「誰だよこんな時間に」
家で配信でもしようかと準備していると、着信を知らせる音楽が聞こえてくる
画面に表示されているのは、
A A
え、え？Aちゃん？
なんかあったんか
心配がよぎって、すぐにiPhoneを手に取る
「Aちゃん？どした？」
『としみつくん〜〜〜、ねえ〜〜』
向こうで聞こえてくるのは、Aちゃんの力のない、だらけた声。
これ、もしかして
「酔ってんの？」
『なに〜〜？としみつくん〜としくん、』
「あー？なに？大丈夫か？」
ガサガサと音がして、
聞きなれない女の声
『すみません。Aさんの彼氏さんですか？Aさん酔っちゃってて。今から迎えに来ていただけませんか？』
「誰ですか？」
『Aさんの高校の同級生の秋長です。岡崎でたまたまAさんに会って、飲んでたんですけど……。』
「岡崎のどこですか？迎えに行きますんで。」
iPhoneを耳にしたまま、ジャケットを羽織り、車の鍵を持ち出す。
言われた場所がそんなに遠くなく
今の時間なら10分ぐらいで迎えにいけそう
Aちゃんは何で俺に電話かけてきたんだろう
他の誰かの次だったりして
いろいろ考えるところはあったが
彼氏さん、、、
この響きの良さに勝るものはなかった
言われた店につくと、店先で座りこんでるAちゃんと、秋長さんが見えた。
「すみません、遅くなりました。」
『あー！としみつくんだ〜』
「ん、帰ろ」
秋「こちらこそ、すみません。飲ませすぎました。家までよろしくお願いします。」
Aちゃんを引き取って、停めておいた車に乗せる。
「Aちゃん、今日は東京に戻らんかったんね、明日東京の方では仕事ない？」
Aちゃんは事務所が東京にあるけど
俺らは岡崎を拠点にしており、イベントやなんか以外は岡崎での活動だ。
東京と岡崎の移動が大変なことから、
岡崎でワンルームを借りて
東京ではウィークリーで過ごすことが多い。
『ん〜？こっちにいる方が好きだよ〜〜』
「噛み合ってねえげや」
ずっと岡崎にいればいいのに、って思う。
その方が楽だろうしな。
「Aちゃん、家、ついた」
『いや、としくんとおるーー』
びびった。
は？なにバカ可愛いこと言うとるだら？？
酔って、目がとろんとしとるし、ちょっと顔赤いし、余計可愛いやん。
いや、え？どうする俺。
･
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こん(プロフ) - まっちゃスープさん» ありがとうございます 最近全然更新できなくてすみません！お話は書いているので、また更新しますね！ネタ提供もありがとうございます。ぜひ書かせていただきます……！ (2019年5月6日 20時) (
レス) id: a84bdbd1a0 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃスープ - としみつが好きすぎる...！バディちゃんと一緒に歌って配信してほしいです！これからも頑張ってください！ (2019年5月6日 18時) (レス) id: c58c491451 (このIDを非表示/違反報告)
Mrs.ぱんぷきん(プロフ) - 嫉妬てつやさん、最後は甘やかされる的なやつが読みたいです！！！ぜひともお願いします！ (2019年3月28日 7時) (レス) id: 318cc8d8b4 (このIDを非表示/違反報告)
こん(プロフ) - * か な ぽ っ と *さん» いる設定です！しばゆー、ゆめまるも現実と同様です！説明不足ですみません…！ (2019年3月26日 18時) (レス) id: 80594e5747 (このIDを非表示/違反報告)
* か な ぽ っ と *(プロフ) - ざわくん、彼女いない設定ですか？ (2019年3月26日 17時) (レス) id: ad9cb884e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こん | 作成日時：2019年3月22日 19時
