第8話 ページ8
家に着き玄関のドアをそーっと…音を極力小さくし
ゆっくりと開ける
もちろんリビングに居る親にバレたくないから
自分の部屋に荷物を置いてUターンし部屋を出る
ガチャ
『ただいま』
部屋の椅子に座って本を読んでいる妹に言う
声が聞こえたのか私の方を見ると
パッ、と表情を明るくしこちらに駆け寄ってきた
「おかえり〜」
『ありがと…』
「学校お疲れ様、」
この子が私にとって唯一の癒しだ
「……あ〜、ッと、…」
『…どした?』
「いや、朝起きられなくてごめん…」
……朝、弁当を届けに行ったこと…か?
全然いいのに
あの時間は幼い頃起きるのは難しかろうに
『いいよ、時間が早いだけ』
「……!良かった!!」
『ん〜』
表情を少し明るくした妹の頭を軽く撫でる
…………
なんか、違う
『あ、そうだ
ゲームってどこまで進んだ?』
「あ、ゲーム?……えーっと…今他のエンディング探してて…」
ゲームって言うのは前世を元に作った選択式のゲームだ
つまり、妹と僕だけの2人専用のゲーム
難易度は極高にしてある
選択1つ違うとかなり影響してくる
エンディングは数え切れないほど
ゲームを作った理由としては____
前世を忘れたくないから。
「難しいけどやっぱり楽しいや…ありがと、!」
『そー、良かったよ…』
「あ、そうだ…今日は何時くらいにおいのりする?」
『いいよ、無理に起きてなくて…私が起こしに行くし』
「分かった!」
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紅奈虹夢(プロフ) - 前の話見てみました!unn.面白すぎる (2023年2月16日 22時) (レス) id: 57d6b15c0e (このIDを非表示/違反報告)
紅奈虹夢 - 前の見てないけど見ましたw前の話みようかな.....そうじゃないと意味不明......w.. (2023年2月9日 21時) (レス) @page44 id: 57d6b15c0e (このIDを非表示/違反報告)
こおりひめ - えっっっっ、好き(〃´ω`〃)ちょっと前からずっと見ててもうここまで来ちゃった!?そういや二分だけ読んどこうと思ってたら五分たってることもあったな…(学校いく直前) (2023年2月5日 12時) (レス) @page41 id: ad117a8b13 (このIDを非表示/違反報告)
haa..(プロフ) - あ…めっちゃ好き………チーン← (2023年1月18日 9時) (レス) id: 893ce01b72 (このIDを非表示/違反報告)
これはお咲さん - え、なにこの小説好き (2023年1月16日 15時) (レス) @page6 id: 3b1cb8dcad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜桜さん | 作成日時:2022年8月30日 21時