私は何をしても天使に見えるっぽい【闇AU】

第47話 番外編 はぴば ページ47

『後で僕の部屋来て』





と__すれ違う時に耳打ちして言ってきた

相手はマーダーだ

理由なんて単純で…


2月10日

マーダーの誕生日らしい

もう祝い忘れに懲りたって言うのもある…

ナイトメアやクロス…ホラー…

誕生日を祝ってなかった時は死ぬかと思った



だから忘れられないって言うのも…あるな、

ナイトメアが特にやばかった……

その話しはまた今度にするとして、


…マーダーに何をしてあげればいいんだろうか…

俺にできることなら精一杯やってやりたい



『何をしてやれば……』








「じゃ、俺の頼みを聞いてくれよ」

『ｯ_……?！


頼……み、』



すぐ近くで聞こえた声


声の方を見るとマーダーが居た

……気配に、気づきにくくなったのかな…

心臓に悪い…





にしても頼みか…

キラーの時も大したことしてやれなかったのに…


ﾏｰﾀﾞｰ「じゃ、Aは俺のこと




どう思ってくれてるんだ？」

『どｯ…？


…………そうだなぁ…』



マーダーのことをどう思ってるか…


『___不安になる時が多くて

俺まで釣られて不安になるけど、

マーダーは自分なりに不安を解消しようとしてくれてる

俺も巻き込まれるけどなw

__でも、巻き込まれた方が俺の不安も和らぐんだよな…

マーダーは静かで落ち着いてるから、

特に一緒にいて落ち着ける相手だと思ってる』

ﾏｰﾀﾞｰ｢…………｣


もちろん今話したことは本当のこと

だから本音を言うってことはあまりなかったから

なんか、気恥しいな…




……皆も俺のことをどう思ってるんだろ…


ﾏｰﾀﾞｰ「…はは、…

お前くらいだぜ…？俺をそんなふうに思ってくれてんのは」

『ぁ…そ、な……のか』


そんなこといいつつ、

きっとこういうことを言うのは俺だけなんだろうな


……ｯ、

めっちゃ、…うれし_


ﾏｰﾀﾞｰ「もーちっと素直になってくれでも、いいんだぜ？」

『……い…、、や、無理…恥ずい__』



慣れるしかないんだとこればっかりは思う…

でも…寿命が尽きるまで居たのに慣れないってのも変な話だよ…

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