私は何をしても天使に見えるっぽい【闇AU】

第39話 過去話1 ※ ページ39

ｸﾛｽ「…Aの辛かった…こと聞いてもいいか？」

『いーよもちろん

いつかは話そうって思ってたしな…』


クロス達が話して欲しいならなんだって話す





離れないでくれるなら、愛してくれるなら

何でもするよ


『どっからがいいのか…』

ｸﾛｽ「なんの躊躇いも無しに話してくれるのか…」


あぁ、…そういえば、

前世の昔話した時は…躊躇したっけな。

そう思えば…信頼したなぁ、



何話そ




『………皆のこと思い出す前のこと話すよ』

ｸﾛｽ「俺らのことを思い出す前…」

『そうそ、まだ僕が純粋…な、時な…



何があったっけなぁ…

あー、……



まだ親がまともだった時…だな



















『ただいまぁ……』

「あ、おかえりお姉ちゃん！」

『ただいまぁ！』


この時はまだ親も働いてて今の時間は家に居ない

妹はどれくらいの歳だっけなぁ…


今は生活保護のお金も貰ってないから

お金にあんまり余裕はない

親の働いているお金だけで生活してる

保育園には妹は行けてなかった

僕の小学校のお金と

生活費だけで限界だった


「今日はお母さんどれくらいで帰ってくるかなぁ…？」

『わかんないなぁ…でも早く帰ってくるといいね！』

「うん！」


お金がなくってもその時は家族と接していて楽しかった


……気がする

家族全員仲が良かったんだ

お金が無くても幸せはあった



『今日はお母さんに会えるといいね』

「う、……き、昨日は寝ちゃったから…」

『早く帰ってくるといいね〜』

「うん！」


いつもは大体…21時から22時くらいまでだっけ

もう妹は寝る時間くらいだからあんまり会えなかった


『宿題とか支度してくるねー』

「えぇ〜暇だよ…！」


ずっと妹は放置気味だったな

ネグレクト見たいな感じだった

でもご飯は用意されてた


『う〜ん…それじゃあお話しながらでもいい？』

「……！！！やった！いいよ！！！」








こんなふうに姉妹2人仲良かったっけ』


ｸﾛｽ「…なんだか今のAとは随分違うんだな」

『はは、そうだね…軽鬱位だったし、家族も仲良かったから

やっぱ環境って性格大きく変わるよ』

ｸﾛｽ「……本当にな」


ここの皆も……だいぶ変わったよな…

あーでも…ナイトメアは元がどんな人か知らないな

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