私は何をしても天使に見えるっぽい【闇AU】

第1話 プロローグ ページ1

昨日は喧嘩した

身体中に傷がちらほら

喧嘩相手は私の通っている学校では有名の不良

でも私は喧嘩した

勝った

また学校に私関連の噂が広まるんだろうな



でも私が悪いことにはならない

私が皆から天使に見えるような噂になる

喧嘩した不良にも私が天使に見えるんだろう


怪我したところを助けて貰った_______


そんな噂なんだろう

私が張本人なのにね？





ｶﾞﾗガﾗガラ


「あ！Aちゃんおはよ！」

『あ、おはよ〜！』


特に何も無い

嫌な目線すらない

そしてまた予想通り


「Aちゃん大丈夫だった…？不良に会ったんだよね？」

「そうそう！大丈夫だった？？」

『うん、大丈夫だよ…！』

「Aちゃん不良が怪我しているところを助けたんだよね？」

「え？！Aちゃん凄？！」

「優し〜い！」


ほら、大丈夫だった

私がこんなに天使のような行動を頻繁にしているように皆は思っているんだろう

誰も不審に思わない


「A、大丈夫だったか？」

『うん、！大丈夫だったよ〜！』

「良かったわぁ〜！！…俺Aちゃんに何かあったら…」

『www大袈裟だよ？』


なんでか、皆に好かれている

そして不思議と明るい性格になっている

前に学校が同じだった人とも私が天使だったと言う記憶にすり替えられている

不思議

でも私はこの不思議な現象のおかげで好きなようにできる

親だって動物からだって好かれる

誰も私を見抜けない

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