病んだ人ではない少女【闇AU】 1

47話 ・ 4章 ページ45

Asiten

A「……おぉ、…」

本や噂程度で知ってる伝説の海

海の穴に落ちてしてしまったものはもう二度と戻ることは出来ない___

と言う現実では有り得ない伝説の海

そんな海に俺は興味が湧き､いつか行ってみたいと思っていた

A「これがイビト海…ほんとにでかい穴と塵が舞い上がってんだな…もう少し…近くで………

塵…
海……

綺麗………」

海の大きな穴から舞い上がる灰色の綺麗な塵

光の角度によっては白にも見える不思議な塵

そんな塵に初めて

綺麗と思えた


A「…ｯ､(あともう少しで…)」

塵を触ろうとして穴に手を伸ばした

A「ぇ…」

気がつけば俺は少し身を乗り出したつもりが___




A 「(やばっ頭から…ｯ…死ぬ……？…

いやこれは死んだな…)」


かなりの深い海の穴､そして頭から落ちている状態
俺は潔く諦めた

「綺麗な景色でも眺め______」


せっかく死ぬんだから綺麗な海の景色でも見ようと思えば

意識が途切れ


「起きろニンゲン」


目が覚めると骨がいた


━━━━━━━
ーーー…ーーー


A「って感じだな」
〖…………､〗

すげぇ申し訳なさそう
特にNightmare

A「…はぁ､なんかスッキリしたなぁ…」

やっぱあいつの言う通りになったな…納得行かねぇ…
言う通りメリットはあったか…

horror「それ思い出して…大丈夫か、？」
A「吐き気するぐらい」

慣れてるんだけどな…主に研究所で

めちゃくちゃ吐いた

A「皆寝てねぇの以外だな…」
killer「Aが自分のこと話すのは珍しいからね！」
A「…そうか？」

ある程度話してると思うんだけどな

error「精神ケアｼたrしなィのカ？」
A「手遅れに決まってんだろ」

もう6年くらい経ってるかな

Nightmare「…ネガティヴ多すぎる…((ﾎﾞｿｯ…」
A「…」

ネガティヴご褒美じゃね？

Nightmare「多すぎても問題あんだよ」

めんどくせぇ体だな…､

Murder「…なんで今まで話さなかったんだ」
A「メリットがないと思ってたから…」
Murder「早く言えよ…､」

悪いなMurder
…Crossが静かなのは珍しいな

Cross「…ｯ…､」
A「大丈夫か〜…､泣いてる…」

…なんかあったか？

Nightmare「泣くとコイツめんどくせぇから部屋戻った方がいいぞ」
A「…なら寝てくるわ」

バﾀﾝ
…
俺に対しての扱い変わらねぇよな…？


A「あいつら次第か…」

そういえば他の奴には話すなって言ってなかったな…

48話 Criminalのケア→←46話 ・ 4章

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す