病んだ人ではない少女【闇AU】 1

34話 施設の様子 3章 ページ33

Asiten

「…それでね！僕のお父さんが稽古つけてくれて…」
A「お父さん凄いな…」
「へへっ！そうだろ？！」

…面倒臭い…なんで俺より年上が居ない？…
俺12だからな？…ガキ多すぎるだろ…

A「……気配は…28人…くらい？((ﾎﾞｿｯ…」

ここにいるガキ達は…25…､やっぱり見張られてるな…
ぁ゛〜､めんどくせぇ……
鍵が掛かってて外には行けないからな…


ガキ達にはまぁまぁ懐かれた…？単純だなこいつら､

「ね〜ね〜！お話しよ！」
A「…遊具は飽きた？」
「うん…私はお話してる方が楽しい！！」

…まじか､やっぱり遊具には限りがあるからな…
多少あるとは言え飽きっぽい奴はいる…
他のガキと交流させるか…？
…
ーーー
深夜になって全員寝静まった､勿論監視もな？
動く気配が無い
…
さてここら辺を探索するか､

A「……ｯと…」

寝相悪ぃガキが多いな…避けて行かねーと…
毎回俺が囲まれてるのが可笑しいだろ…､

A「…トラップ…」

天井は至って普通…
コンクリートで出来た天井だな…クソ暗い
人数が1人減れば作動したりとか…___

探して徹底的に壊すか

ーーー
ーーーー
…

結論を言う､



監視カメラ1つのみ
アホか？阿呆だろあいつら…
監視だけ？なんだよ舐めプか？

監視カメラは音声だけ聞こえるようにしてやった
何かに使えるかもしれねぇしな

A「…やば」

体感2、3時間は経ってる…早く寝ないと監視が起きる…

…
A「……ｽゥ」

…ガﾀｯ
ぁ、監視起きたな…
これからは時間に気をつけるか､

ーーーーーーー
ーーあれから3日くらい経った
さすがにガキ達も限界っぽいな


「お兄ちゃん〜､お外行きたい…！」
A「そうだな…ずっと外行ってないからな」

外に行ければ監視達も殺せるかもしれねぇ…

「私もお外行きたーい！」
「僕も！」
「なんでお外行けないの…？」
A「仕方ない…行けるようになったら沢山遊ぼう」
「うん！」
「えぇ…いーきーたーい！！」
「…うぅ、」

もう少し騒いでくれたら監視カメラ見てる奴が気づきそうだが……上手く行かねぇな…

「…お外行けないの…？」
「なんでぇ…？」
「お外行きたいぃ、」
A「仕方ない…俺も行きたい､」

はぁ…泣き出す奴とか出てきてくれねぇかな

…

「行きたい…」
「ううぅ…」
「ｯ…なんでぇ…！」

これなら時期に泣き出す奴が出てきそうだな

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