ろく ページ7
岬「...スマン驚かせたか
鳴海が連れてきたアリス候補生って君達か？｣
僕と蜜柑はうなずいた
岬「鳴海がここにいるときいて来たんだが.....邪魔したな｣
そう言って出ていこうとする岬先生の服を蜜柑がつかんだ。
岬「ナニナニ『鳴海が本当に信用できる人かどうか超不安』？｣
岬「成程...｣
蜜柑「ウチらの親友もこの学校に居てて....｣
、金のない話に興味なし。
蜜柑「よかったな、。鳴海先生悪い人やなくて.....って何しとるん？｣
貴方「え、怪我していたから手当てしようと思って。。｣
岬「ところで君達は自分の"アリス"が何なのか知っているのか？｣
蜜柑「.......？｣
A『予想はついてます。』
岬「...そうか｣
A「岬先生、怪しい先生のアリスって、何ですか？｣
岬「ああ。あいつか
あいつのアリスは『フェロモン体質だ』だ｣
蜜柑(は い？フェロモン体質....？)
A『え』
岬「男女問わずフェロモンをまき散らして
相手を虜にする才能だよ。奴はその気になればフェロモンで相手を意のままに出来るし
色恋に免疫のない子ども何かが奴のフェロモンを受けたりしたらあられもなく
メロメロになったり失神したりもする
あれでも普段は制御ピアスでフェロモンを抑えてるらしいが
他にも学園にはいろんなアリスを持つ子がいる
一般によく知られている念道力や千里眼の持ち主。かと思えば冗談と思ってしまう
ようなバカバカしいアリスまで｣
岬「この学園はそういう人より秀でた不思議な力を持つ者を集めそれを育て保護する場所だ
『アリス』とはその力と力の持ち主の総称だよ｣
貴方「へー｣
蜜柑「ウチらってそんなすごい人達の仲間やったん！？
先生 先生っっほなウチはどんなアリス持ってるんですか？
Aはもう、自分のアリスわかるん！？｣
岬「君のアリスを見抜いたのは鳴海だ。言い出しっぺに聞きなさい｣
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作者名：花月 | 作成日時：2018年8月15日 22時
