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紫耀と東京に戻り
私たちに待ち受けていたのは
事務所の社長からの怒号だった
社「何てことをしてくれたんだ！！」
メンバー全員が呼び出された
事務所の社長室には
何故だか響さんも居て
その表情は今の状況を
まるで楽しんでいるように見えた
社「A、お前はもう部外者だ！
部外者のお前が指示をして
メンバーたちに嘘を言わせた」
『……え？』
社「今度はお前が配信でファンに
そう言って謝罪をしろ！」
社長はまた嘘に嘘を重ね
この現状を切り抜けようとしていた
響「まあ、まあ社長、落ち着いて
彼らも若気の至りってやつで
今回の件で従わなければいけない
芸能界のルールが
痛いほど分かったんじゃない？」
社長を落ち着かせ
響さんは私たち一人一人の顔を
舐め回すように見ながら歩くと
最後に私の隣に立ち
力を込めた手で私の肩を抱き寄せた
響「このままだとKing＆Princeの
存続も危ういけど
芸能界で顔が効く俺がフォローしたら
グループは続けられるんじゃない？」
『………』
響「分かってると思うけど
タダで…って訳にはいかないよな？」
『………条件は…何ですか？』
響「話が早いね、Aちゃん」
『………』
響「条件は平野紫耀からの謝罪と
Aちゃんが俺と付き合うこと」
私たちが言いなりになることに
堪らない喜びを感じる響さん
そのだらしない笑みを溢した顔を
近づけて来たけれど
我慢が出来なかった私は思わず顔を背ける
だけど私が限界を迎えることが合図で
肩を抱かれていた響さんの腕を
力任せに振りほどいた紫耀は
私を引き寄せると守るように抱きしめた
紫「危ね〜、もう少しで
手が出るところだった…」
岸「よく耐えた！」
海「Aも我慢して偉いよ！」
『………吐き…吐き気が』
廉「神！どう？撮れた！？」
神「もうバッチリ！」
ポケットからスマホを取り出した神くんは
今度はそれを社長や響さんに向ける
直ぐに録画されていることに気がついた
社長と響さんは
あからさまに焦りの表情を見せた
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莉衣子(プロフ) - 英里佳さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！次へのやる気が出ました！頑張ります😆 (10月12日 12時) (
レス) id: b19a23a34c (このIDを非表示/違反報告)
英里佳 - かなり感動しました‼️‼️次回の作品も楽しみにしてます✨ (10月11日 21時) (レス) @page25 id: 1f7c01fbe9 (このIDを非表示/違反報告)
莉衣子(プロフ) - Rさん» コメントありがとうございます！他のお話も読んで頂けたなんて嬉しい限りです！更新頑張ります☺️ (9月30日 23時) (レス) id: b19a23a34c (このIDを非表示/違反報告)
R - この作品がすごく面白くて他の作品も全て読ましていただきました！ほんとに面白かったです！この作品の更新頑張ってください！！ (9月25日 23時) (レス) @page13 id: a5a8f6f8a3 (このIDを非表示/違反報告)
莉衣子(プロフ) - sho♡さん» コメントありがとうございます！更新ペースが落ちてしまってますが完結させますので最後までお付き合い頂けると嬉しいです😊 (8月29日 6時) (レス) id: b19a23a34c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉衣子
| 作成日時：2023年6月21日 12時
