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廉「Aちゃん？」
『廉くん、忘れ物？』
廉「…うん…まあ、そんなところ
Aちゃん、日直…じゃないよな？」
毎時間、黒板を綺麗にすることは日直の仕事
でも先週に残って日誌を書いていた彼女は
今日は日直ではないはず
『日直の人が消し忘れて帰ったみたい』
廉「だから代わりに？」
『朝来た時に教室が綺麗な方が気持ち良いし
これで誰かが注意されてるのを見るのは
やっぱり嫌だから』
黒板に残された文字を見て
俺は今までそんなことを考えたことが無かった
それに、これで誰かが注意されていたとしても
消し忘れた奴が悪いとさえ思ったかもしれない
誰かの為に足を止めることが出来る優しさ
それを当たり前に出来ることが尊敬するし
誰よりも素敵やと思えた
廉「上は俺が消すわ」
『ありがとう、廉くん』
Aちゃんがくれる��ありがとう��の言葉と
その可愛らしい笑顔は
また君への想いを大きく成長させる
こんな気持ちは初めてやった
視界の中に君が居るだけで幸せで
彼女のそばにいるだけで
大空高く飛べそうなほど心が弾んだ
いつか、この膨らんだ気持ちを伝えたい
これから先の未来、俺の隣では
Aちゃんが笑っていて欲しい
だけど…近付いて来た冬休み
大きなイベントであるクリスマスを
彼女と過ごす為に
そろそろ気持ちを伝えようと
心の準備をしていた頃
その想いを隠さなければいけなくなる
ある出来事が起こってしまった
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莉衣子(プロフ) - manaさん» コメントありがとうございます！私もこの神様がお気に入りです😊またお暇な時にでも読みにいらして下さいね！ありがとうございました☺️ (3月8日 13時) (
レス) id: b19a23a34c (このIDを非表示/違反報告)
mana - 平野さんの喋り方がすごく個人的に好きです!永瀬くんと最後に出逢えて良かったですね!!心温まるお話、ありがとうございました! (3月7日 23時) (レス) @page50 id: 0454c0eb42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉衣子
| 作成日時：2023年1月14日 11時
