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紫「やっぱり、Aちゃんだ」
『…紫耀くん？』
岸「え？二人は知り合いなの？」
紫「高校の同級生です」
岸「そうなんだ、偶然じゃん」
もう二度と会うことは無いと
思っていた紫耀くんは
学校中から噂になるほど人気だった
あの高校時代から変わらない
スーツも良く似合って
きっと今も嫌というほどモテるんだろうと
簡単に想像が出来てしまう
岸「じゃあ自己紹介は要らないね
そこの喫茶店で軽く打ち合わせしよう」
『はい、お願いします』
紫「久しぶりだね」
『６年ぶりだもんね』
久しぶりの再会に驚く中
意外にも冷静にこの状況を
受け入れられていることの方が驚きだった
やっぱり多少の戸惑いはあるけれど
何の特別さも無い
ただクラスメイトの一人と
再会したんだと思わせる
紫耀くんの雰囲気が
そうさせるのかもしれない
…でも不思議だな
小さな子供たちを見て
初恋を思い出してしまっていたのに
私はさっき紫耀くんの声を
すぐに思い出すことが出来なかったんだ
岸「俺はアイスコーヒーで
紫耀は何にする？」
紫「岸さんと同じものを」
岸「Aちゃんはリンゴジュースだよな」
『はい、ありがとうございます』
紫「あれ？Aちゃん
リンゴジュースが好きだっけ？」
『うん、好きだよ』
紫「…そうだっけ？」
喫茶店に着くと
岸さんが飲み物を頼んでくれた
世間話もそこそこに店員さんが立ち去ると
私は直ぐに打ち合わせを始める
『早速ですが新商品を見せて下さい』
岸「はい！今回の商品は…
ドルルルルルルルル…ジャン！！
飲むだけで美肌になれるという
名付けて美肌ウォーターです！」
紫「そのままのネーミングです」
岸さんが持っていた紙袋の中から
華々しく登場したのは
水のデザインとしては
派手なパッケージが付いた
ペットボトルの水だった
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莉衣子(プロフ) - enaさん» 嬉しいコメントをありがとうございます！是非他のお話も読んでみて下さいね😄 (2023年1月14日 22時) (
レス) id: b19a23a34c (このIDを非表示/違反報告)
ena(プロフ) - 初めて占ツクで泣いた、、、、めっちゃ良かった、、、、 (2023年1月14日 15時) (レス) @page46 id: 9602eac128 (このIDを非表示/違反報告)
莉衣子(プロフ) - ぬれおかきさん» こんにちは。泣いて頂けるなんて嬉しい限りです！是非また読んでやって下さい。他のお話もお暇な時にでも覗いてみて下さい！ありがとうございました😄 (2022年6月12日 21時) (レス) id: b19a23a34c (このIDを非表示/違反報告)
ぬれおかき - こんにちは！この小説初めて読んだんですけど、主人公に感情移入しすぎて号泣しちゃいました😭 主さん天才ですね！この小説が恋しくなったらまた読みに来たいと思います笑😁 (2022年6月12日 18時) (レス) @page46 id: e9500e9e81 (このIDを非表示/違反報告)
莉衣子(プロフ) - ノンさん» ドラマと設定が一部だけ似てると思い公開を控えていましたけど全く違う展開でしたので公開しました。だからドラマが元ではなくて一応オリジナルです😊 (2022年6月4日 10時) (レス) id: b19a23a34c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉衣子
| 作成日時：2022年4月5日 10時
