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海人side
その後のステージは上手くいった
Aさんが見てくれている
彼女にはちゃんと届いていると思うと
不思議と怖さは無かった
楽屋で帰り支度をしながら
二人きりで話した時間
彼女と繋いだ手の感覚を思い出していた
もう気づかないフリはやめよう
ひまわりには太陽が必要だから
彼女が居ないと俺は花を咲かせられないから
Aさんを想い俺はまた
にやけていたんだろうな
紫「恋のパワーはすごいな」
廉「海人のくせに生意気やわ」
そう言って頭をわしゃわしゃとされて
いつものようににイジられ始めたところに
控えめに響いたノックの音
『入ります、お疲れ様でした』
海「Aさん」
『海人、格好良かったよ』
俺の乱れた髪を彼女が直してくれ
最後にその手が俺の頭を優しく撫でた
嬉しくて、幸せを感じていて
その時の彼女の目が潤んでいたことに
俺は気づきもしなかったんだ…
.
いつものように彼女の運転する車に
３人で乗り込み、到着までの時間を
のんびりと過ごしていたら
廉が思い出したように声を上げた
廉「あ！ごめん、優太と約束してたんや
優太の家に送ってもうて良い？」
『岸くんの家だね、了解です』
岸くん…忘れてた、俺のミスの元凶を…
一気に思い出した、頭ポンポンのシーン
ちゃんと聞きたい…彼女に本当のことを
前の俺なら見て見ぬフリをしただろうな
でも今はマネージャーだとか
Aさんが誰を好きでも関係ない
俺がこんなにも彼女を好きなんだから
廉が先に降り、次に眠っていた紫耀を
無理矢理に降ろして
俺のマンションの下で車が止まった時
バックミラー越しの彼女に伝えた
海「その先に公園があるんだ
この時間は人通りが少ないから
少し寄り道をしない？話がしたいんだ」
バックミラーからハンドルへ
視線を逃したAさん
暫く車内に沈黙が流れ
その後、彼女は体ごとこちらに向いた
『この後、社長に呼ばれてるの
だから少しだけね、この先に車を止めて
戻って来るから先に降りてくれる？』
驚いた…だって彼女はメンバーの誰とも
外で二人きりになろうとはしなかったから
週刊誌は事実じゃないことも書くからと
いつもそう言っていたんだ
だから彼女の気が変わらないうちに
俺は急いで車を降りていた
.
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莉衣子(プロフ) - よしさん» 何度もすみません、悩んだ結果アンブレラはパス付きで置いてます。作品一覧をご覧下さい。お待たせしました。 (2020年9月21日 9時) (
レス) id: b19a23a34c (このIDを非表示/違反報告)
莉衣子(プロフ) - よしさん» こちらこそコメント頂いて、編集のやる気が上がりました。ありがとうございます。 (2020年9月20日 19時) (レス) id: b19a23a34c (このIDを非表示/違反報告)
よし(プロフ) - 莉衣子さん！！返信ありがとうございます！楽しみにしてます！ (2020年9月20日 17時) (レス) id: eebe64cef8 (このIDを非表示/違反報告)
莉衣子(プロフ) - よしさん» 初めまして、コメントありがとうございます。アンブレラは編集終わり次第パスは外します。少々お待ち下さいませ。あとアンブレラは読み直してフラグを立てようと考えいます。若い方だったらすみません。 (2020年9月20日 15時) (レス) id: b19a23a34c (このIDを非表示/違反報告)
よし(プロフ) - はじめまして！素敵な話を毎回楽しみに読ませて頂いてます!!すみません。アンブレラを読みたいのですが、パスワード教えて頂けないでしょうか？ (2020年9月20日 2時) (レス) id: eebe64cef8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉衣子
| 作成日時：2020年5月25日 13時
