01 忘れられない君 ページ1
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新しい街に来て３年
見慣れなかった景色にも
私を取り囲む環境にも随分と慣れてきた
そして、仕事を変えてからも３年
３年前は別の仕事をしていたんだ
それはキラキラ輝く君たちを支える
本当にやりがいのある仕事だった
特に君のひまわりのような笑顔は
周りの空気さえ変えてしまいそうなほど
私には輝いて見えていたんだよ
そんな君は…
『……まただ』
ダメだね…また君を思い出してしまってる
私の中にまた君が蘇ってしまったのは
きっと、あの夜と同じこの雨のせいだ…
��Aさん��
窓に打ち付ける雨を見つめながら
頭の中に溢れ返ってしまった
私の名前を呼ぶ声とあの笑顔を
掻き消してしまいたくて
急いでイヤフォンを耳に入れると
お気に入りの曲の再生ボタンを押そうとした
でも、ボタンに触れる前に
私の肩は誰かに叩かれた
舞「Aさん」
嫌な予感はしていたんだけど
恐る恐るその顔を見れば
それは予想通り後輩の舞ちゃんだった
会社の休憩室だから
彼女が居るのは仕方がないのだけれど
いつもは舞ちゃんは同期３人で
大好きなアイドルグループの話に
華を咲かせていた
私はその話を振られることを避ける為に
イヤフォンで周りをシャットアウトして
休憩時間を一人で過ごしていたんだ
だけど、今日は条件が悪かったみたいだ
舞ちゃんの同期の残りの二人が
一人は体調不良で休み
そして、もう一人は外回りということ
必然的にこの狭い休憩室には
私と舞ちゃんの二人だけになってしまった
舞ちゃんが可愛い笑顔を作り
その両手には大事そうに雑誌を抱え
私の隣の席に座って来たんだ
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莉衣子(プロフ) - よしさん» 何度もすみません、悩んだ結果アンブレラはパス付きで置いてます。作品一覧をご覧下さい。お待たせしました。 (2020年9月21日 9時) (
レス) id: b19a23a34c (このIDを非表示/違反報告)
莉衣子(プロフ) - よしさん» こちらこそコメント頂いて、編集のやる気が上がりました。ありがとうございます。 (2020年9月20日 19時) (レス) id: b19a23a34c (このIDを非表示/違反報告)
よし(プロフ) - 莉衣子さん！！返信ありがとうございます！楽しみにしてます！ (2020年9月20日 17時) (レス) id: eebe64cef8 (このIDを非表示/違反報告)
莉衣子(プロフ) - よしさん» 初めまして、コメントありがとうございます。アンブレラは編集終わり次第パスは外します。少々お待ち下さいませ。あとアンブレラは読み直してフラグを立てようと考えいます。若い方だったらすみません。 (2020年9月20日 15時) (レス) id: b19a23a34c (このIDを非表示/違反報告)
よし(プロフ) - はじめまして！素敵な話を毎回楽しみに読ませて頂いてます!!すみません。アンブレラを読みたいのですが、パスワード教えて頂けないでしょうか？ (2020年9月20日 2時) (レス) id: eebe64cef8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉衣子
| 作成日時：2020年5月25日 13時
