検索窓
今日:26 hit、昨日:16 hit、合計:79,031 hit

No.246 ページ16






荼「...泣けば許されると思ってンのか?

俺はお前が思うように優しくねェって話だ。」






残念だったなぁ?



No.2や、焦凍のように、優しく(・・・)なくて







『っ、燈…矢くっ。ホントっに、違うの…“ 燈矢 ”だけっ、、

他の人なんて…どうでもいい… “ 燈矢 ” くんだ、けだから』










荼「.....チッ」







さっきから、





燈矢、燈矢。うるせぇなぁ?









お前の目の前にいンのは、

あの優しい(・・・)「燈矢くん」じャないんだぜ?







『と、うやっ…くん…』






お前の目の前にインのはヴィラン連合の荼毘(・・)だ。





荼「____めんどくせぇ。((ボソッ...」



『____え』











そンなに、()の俺や、焦凍、No.2のように


優し奴が好きらなそいつらにでも縋ってろ、






『な、んで…』









あァ、まただ。心臓がヅキヅキなってやがる。



___ ほ ん と 、 め ん ど く せ ぇ よ 。












『と、うや…っ、くん…』







絶望した表情。その場に座り込み、


目から溢れ出す涙で顔を歪めるA。










コイツの泣き顔に少し罪悪感が走った。





荼「.....」






ヤベェ…間違えたか…?







____俺だって、後悔(・・)するコトぐらいはある。











別に、そんな顔させたかった訳じゃねェンだ。










俺だってホントは、優しくしてやりたいンだぜ?






お前なら分かって(・・・・)くれンだろ…?








なぁ。分かってくれるよなァ...?





俺の事を、一番(・・)に考えてるお前だ












“ A な ら 分 か っ て く れ る ”










明日になりやァ、いつも(・・・)みたいに。



俺に愛おしい視線を向ける。








___ そ ん な 日 常(・ ・) が 戻 っ て く る 筈 だ 。






荼「_____」







.









きっと、この考えが間違えだったんだよなぁ…






今の俺(・・・)になら分かる。




こんな解釈してなけりゃァ、この先、お前が…




A が …





あンなに哀しむ(・・・)ことはなかったはずだ____。






俺がもっとコイツを、見ていりゃァ…





No.247→←No.245



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (146 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1300人がお気に入り
設定タグ:荼毘 , 轟焦凍 , 轟燈矢   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

なな(プロフ) - 抹茶大福( ^ω^ )さん» わわっ。う、嬉しすぎます…!そう言って頂けてほんとうに励みになりますし、嬉しいです。1章から長い小説なのにここまで読んでいただき、嬉しすぎるお言葉まで…!、本当にありがとうございます! (2021年12月27日 23時) (レス) @page34 id: 8715bf40b3 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶大福( ^ω^ ) - 初コメ失礼します!この小説、第1章から読んでいるんですがもう、メチャメチャ好きで心がキュンとしたり悲しくなったりと感情が変わりながら読んでいます!これからも楽しみにしています!頑張ってください! (2021年12月27日 23時) (レス) @page37 id: b77efa1f42 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なな | 作成日時:2021年11月28日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。