Ｎｏ．238 ページ8
＊
燈 矢 く ん と 一 緒 に 過 ご せ る 日 々 が
あ た り 前 の よ う に 感 じ て し ま っ た ___ 。
塗 り 替 え ら れ る 記 憶 。 ま る で 、
辛 か っ た 記 憶 を 、 忘 れ る よ う に 。
▼ A side__
『_____』
ﾄｶﾞ｢Aちゃん。まだ寝ないんですか…？｣
『・・・う、うん。荼毘さん、まだ。
帰ってきてない、から、、、』
トガさんに言われ、軽く時計を見ると、
既に、0時を過ぎ日付が変わっていた。
『........』
燈矢くん。遅い…
最近、
以前は、なかったのに__ _
日にちが経つにつれて、帰る時間が遅くなり…
一緒にいられる時間が、短くなっている。。
『.....燈矢くん』
ぼそっ、呟いた声に。以前は｢何だ？｣と反応してくれた。
だ け ど 。 今 は __ _
『っ、、、』
.
少 し ず つ ズ レ て い く 歩 幅 。
遠 く な っ て い く 燈 矢 く ん の 後 ろ 姿 。
一歩、二歩と、少しずつ。前に先に行ってしまう燈矢くん。
少しずつ、離れていく彼の後ろ姿_______ _
___________
｢.....俺がそばにいる。ずっと..... “ ずっと、
Aと一緒にいる ” だから、大丈夫。
他になんて言われようと関係ない
Aに は 、“ 俺 が い る ”｣
___________
っ、わ、たしは。一体いつまで。
昔の言葉に…っ、
こ、んなっ。昔の言葉を…燈矢くんが…
荼毘さんが…覚えている筈なんて…ない、のに…
思い出したくない記憶が、浮かんでくる。
1人になってしまう…
貴方が…苦しんでいる光景が、何故か今
_______頭を
『......早く、かえって、きてよ』
も っ と 、 一 緒 に い た い 。
そう、思ってしまうのは...
私の
.
結局、燈矢くんは数時間経っても帰ってこなかった。
・
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なな(プロフ) - 抹茶大福( ^ω^ )さん» わわっ。う、嬉しすぎます…！そう言って頂けてほんとうに励みになりますし、嬉しいです。1章から長い小説なのにここまで読んでいただき、嬉しすぎるお言葉まで…！、本当にありがとうございます！ (2021年12月27日 23時) (
レス) @page34 id: 8715bf40b3 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶大福( ^ω^ ) - 初コメ失礼します！この小説、第1章から読んでいるんですがもう、メチャメチャ好きで心がキュンとしたり悲しくなったりと感情が変わりながら読んでいます！これからも楽しみにしています！頑張ってください！ (2021年12月27日 23時) (レス) @page37 id: b77efa1f42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな | 作成日時：2021年11月28日 21時
