「私の生きる意味。」【荼毘】【ヒロアカ】2章

Ｎｏ．56 ページ9

＊



そして…

あっという間に２週間が経ち






雄英体育祭当日。






芦｢あ〜ぁ。やっぱ

コスチューム着たかったな〜｣






飯｢みんな!!準備はできているか！もう時期入場だ！｣








『…はぁ。』




やっと体育祭。この2週間 私も毎日 練習した




燈矢くんみたいに

まだ上手に扱えないかもしれないけど





今日のために…



エンデヴァーに燈矢くんの個性を見せつける為に







焦｢緑谷｣







緑｢轟くん。何…？｣









全｢｢｢｢・・・？｣｣｣｣






『........』







焦｢客観的に見ても、実力は俺の方が上だと思う｣




緑｢えっ？…うん。｣









焦｢けどお前“ オールマイトに目かけられてるよな ”？


別にそこ詮索するつもりはねぇが“ お前には勝つぞ ”｣









上｢クラス最強が宣戦布告〜！？｣






切｢おいおいおい！急に喧嘩腰でどうした？

直前にやめろって！｣






焦｢仲良しごっこじゃねぇーだ。

…なんだっていいだろ｣









緑｢轟くんが、何を思って僕に勝つって

言ってんのかはわかんないけど…




そりゃ、君の方が上だよ。実力なんて

大半の人に叶わないと思う…客観的に見ても｣









切｢緑谷もそう言うネガティブの事言わない方が…｣









緑｢でも！皆、他の科の人も本気で“ トップ ”を

狙ってるんだ。僕も本気で取りに行く…！｣






焦｢あぁ…｣









＼ﾀﾞﾝｯ／








全｢｢｢｢｢……！？｣｣｣｣｣









『緑谷くん…』





緑｢く、黒宮さん…？｣






『私も…』







貴方に勝つことで、



オールマイトから力をもらった貴方に勝って








こ の 個 性 の 強 さ を 証 明 す る






『私も、負けない』







そ し て 、 な に よ り 。








『焦凍くん…』






焦｢......｣





『いや。轟焦凍…

…貴方 には勝つ』







絶 対 に






絶 対 に







復 讐 の た め に









焦｢A…｣









爆｢ﾁｯ。｣







燈矢くん、もうすぐだよ。


もうすぐで、エンデヴァーへの復讐が叶う。







どんなに後悔してくれるかな…？





失敗作だと思ってた個性に最高傑作(さいこうけっさく)が壊される瞬間を









苦 し ん で







後 悔 し て






燈 矢 く ん の 何 十 倍 も 何 百 倍 も …








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