always

〇*34.〇 ページ34

岡田side




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なんだか、


空気が重たい






健くんは、朝から何も喋らないし



剛くんも、椅子にじっと座ったまま






井｢なぁ...何かあったの？｣



坂｢ちょっとな...｣



｢健くん...大丈夫かな｣







昨日、坂本くんと



泣きじゃくった健くんが


部屋に入ってきて






驚いた...というか、ちょっと...



怖かった...









坂｢岡田、昨日はありがとな｣



｢全然。俺...健くんのあんな姿...初めて見た｣



坂｢怖かったよな...｣



｢...苦しかった｣








涙がでそうになった



でも、もうすぐ本番だから



必死に堪えた。







井｢准ちゃんよしよーしっ｣



｢やめろや〜っ｣






うりうりと、乱雑に乱された髪






｢これから、本番や言うてるやろ｣



｢いのっちのアホっ｣







でも...ちょっとだけ




変な気分が和らいだ...






｢いのっち、｣



井｢んー？｣



｢おりゃおりゃ！｣



井｢うぇ〜っ！｣






お礼を込めて



俺もお返しをした







｢あははっ笑｣






ふと、健くんを見た。




身体が、震えてるように見えた






どうしたの...？








｢ねぇ...健くん、｣







まるで、何かに怯えているみたい








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