always

〇*3.〇 ページ3

坂本side




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長｢健は？｣



｢あぁ、今は眠ってる。｣



長｢そっか。｣



｢ん。｣



長｢ありがとう。｣








缶コーヒーを長野に渡し、



傍にあった椅子にもたれた







｢はぁ...｣




その内、長野も横に座った。






｢俺さ、｣



長｢うん。｣







｢自分の事に精一杯で、あいつらのこと、ちゃんと見てやれてなかったなって｣





もっとちゃんと...


見ててやれてたら…






｢何がリーダーだよ...｣



｢くそ.....｣






コーヒーを一気に飲み干した







｢もう、戻ろう...｣




長｢坂本くんは、もう少し、周りに頼ってもいいと思うよ｣




｢え？｣




長｢戻ろっか｣




｢...あぁ。｣







周りに...か、







.




.




.






次の日



健は、いつも通りだった。






昨日のことなんて


なかったかのように。







｢健｣



健｢なぁに坂本くん｣



｢大丈夫か？｣



健｢え？なに笑｣



｢なんでもないよ｣



健｢変なの〜｣







大丈夫ならいいんだよ








健はいつも笑ってた







昨日初めて、

その中を見た気がした。






いつも、あんな感じで



叫んでいた、？


見えないところで



泣いてたり、してた？








｢健、｣



バレーボールを投げた





健｢びっくりした、ごめん、もう1回｣



｢もうちょい腰落としてみ｣



健｢ん？、こう？｣



｢いくよ｣







ﾊﾟｼｭｯ―･･･





健｢お！出来た！｣



｢おぉ！やれば出来んじゃん！｣



健｢えへへ、そう？｣



｢健はやればできる子なんだから｣



健｢なに今日、なんか怖いんだけど笑｣



｢ほら、いくぞ｣









これからは、


もっと、周りを見てやらないと







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