私は負けない23 ページ24
ギャル1「じゃあ今日もヨロシクネン♡」
ギャル2「てかちょ〜その髪色似合ってないんですけど〜!ウケる〜!」
クラスの中でも中心の存在のギャル達が昼休み、Aの席の前に立ち、小さなメモ用紙を置く。メモには高い品物がたくさん書かれた文字。
いつもの買い出し。今日もまた、高くなっている昼御飯。
Aの中の小さな糸が千切れる音がした。
ギャル1「、、、?早く行きなさいよっ!!!、、、?!?!」
【パシッ】
ギャルが差し出したメモ用紙が宙を舞う。
Aの手によって叩かれたメモ用紙。
ギャルの濁った色をした手が赤く染まる。
それと同時にAの瞳も赤く濁り溜まっていく。
ギャル1「いったぁ、、、」
ギャル2「なっ!アンタ、なにしてんのよ!!!」
『これで312枚目、、、』
Aは叩いたメモ用紙を拾って、小原の机の前に立つ。小原は驚いた顔でAを見つめる。
『これ、、、なんだと思いますか?』
小「は?」
Aはポケットから大きな袋を出す。袋の中にはたくさんのメモ用紙。袋から見える限り、メロンパンやツナお握りなどたくさんのコンビニの品物。Aは袋からメモ用紙を取り出すと、大胆に小原の机にばらまく。
『これ、ぜーんぶメモ用紙です〜!』
小「ずっと集めていたの?!」
Aの言葉に驚きを隠せない小原。彼女の額から一滴の汗が流れる。Aはばらまいたメモ用紙の一枚をつまみあげて、小原の目の前でユラユラ回す。小原の耳元に近づくと、ゆっくり口を開く。
『このメモ、担任に見せたらどうなるでしょう?』
小「えっ、、、」
『大体、全部の金額を会わせたら、、、×××億円ぐらいになるのではないでしょうか』
小「嫌だ、、、」
『お金、払ってくれたら先生には言いません。しかし、お金を払わないのなら先生にチクりますよ♡』
小「やめて!!!!!」
小原は大きな声をあげて、Aの胸を押す。その勢いで後ろにヨロけるA。机の上にばらまいてあったメモ用紙が宙を舞う。
小「どうして私だけなのよ!!!他の子だってイジメてたじゃない!!」
モブ「ハァ?!ちょっと小原?!」
モブ「抜け駆けなんてサイテー!」
モブ「皆でいじめようって言ったじゃん!」
『えぇ、、、だからこれを全校生徒に聞いてもらおうと思って、、、』
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卯月葵(プロフ) - 失敗作少女(ボカロ)みたい(過去2) (2019年2月19日 22時) (レス) id: 3411144c18 (このIDを非表示/違反報告)
安い料理屋(プロフ) - モモさん» コメントありがとうございます!更新、頑張ります!! (2019年1月29日 17時) (レス) id: 45056beaa1 (このIDを非表示/違反報告)
安い料理屋(プロフ) - 卯月葵さん» コメントありがとうございます(*^^*)続編、出しましたので、宜しくお願いします!! (2019年1月29日 17時) (レス) id: 45056beaa1 (このIDを非表示/違反報告)
モモ - 続編も頑張ってくださいね! (2019年1月12日 17時) (レス) id: 16d6600561 (このIDを非表示/違反報告)
卯月葵(プロフ) - 続編が楽しみです! (2019年1月6日 23時) (レス) id: 3411144c18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:安い料理屋 | 作成日時:2018年9月12日 5時