悪女潰しの依頼が届いたようです【HQ】My sweet past story (ページ22)

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私は負けない21 ページ22

ﾓﾌﾞ1「おはよー！昨日のテスト、どうだったー？」

ﾓﾌﾞ2「全然手応え無しだよー！0点確定かも(笑)」

ﾓﾌﾞ1「だよねー、、、？！えっ？！なに？！今の美少女！！」

ﾓﾌﾞ2「美人～！てか足細っ！お人形さんみたい、、、」

翌日、朝の校門の前で話し込んでいる二年生の女子。ワンポイントおしゃれをした女子達は他愛ない話をしていた。しかしそんな話の内容も忘れてしまうぐらいに目をひかれる光景が現れた。

細く伸びた白い足。

上で団子結びをして少し出している空色の髪。

フランス人形のように綺麗に整った顔。

一言で表すと【美少女】。

そんな美少女は彼女ら等、視界にいれずに下駄箱の方に歩いていく。あまりにも綺麗な顔にみとれていた彼女達は、その場に足のように固まる。美少女が下駄箱の方に行って見えなくなると、やっと耳に騒々しさが戻ってくる。

ﾓﾌﾞ1「あの人、、、何年だろ、、、」

ﾓﾌﾞ2「多分、私達と同い年だと思うけど、、、それにしても美少女」

彼女達は顔をみあわせ、そのまま一歩ずつ歩き出していった。

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『おはようございます！』

教室を開けるといつもの光景。机の上には雑巾とかゴミ箱のゴミとかたくさん置いてある。しかし、いつものニヤニヤしたクラスメイトの顔はない。ニヤニヤしてるというか、驚いている顔。

ﾓﾌﾞ「誰、、、アンタ、、、！」

『一ノ瀬Aですよ？』

ﾓﾌﾞ「はぁ？！何いってんの？！アイツがこんにちは美人なんて、、、！」

『そんなっ美人なんて照れちゃいます♪』

小「ヘー。イメチェンしたんだー。私達に許可も貰ってないくせに？」

『許可なんて一言も聞いてません。あっれー？もしかして小原さん、、、』

小「なに？」

『自分より可愛い～女の子が来て焦ってるんですかー♪』

小「、、、いい度胸ね。一ノ瀬さん」

小原さん、、、。これが私の、

宣戦布告だよ。

Aはそう呟いた。