悪女潰しの依頼が届いたようです【HQ】My sweet past story (ページ14)

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私の過去13 ページ14

『ありがとうございます、、、迷惑て、、、その』

小「困っている人がいたら助けるのが常識だろ？あ！おばちゃん！このメモに書いてあるやつ全部頂戴！」

『ちゃんと返すので！お金！！』

小「奢るっていう意味知ってる？金返されたら駄目なんだよ(汗)」

『スミマセン、、、！』

小さな巨人さんのいう通り、売店はさっきよりかは空いていた。その代わり、商品は少なくなっていて、今さっきはパン等で見えなかった底がくっきり見えるようになっていた。幸いメモにかかれていた物は全部あるらしい。心にのし掛かっていた重りからやっと解放された。これで怒られる事はなくなった。

小「ねーね！一ノ瀬さん！」

『、、、？なんですか？』

小「おにぎりの具って、ツナと梅干し、どっちが好き？」

『、、、ごめんなさい。聞いたことはあるけど、、、食べたことないの』

小「えっお嬢様～」

『そういうことじゃないのっ！その、、、買うお金とかないし、、、』

小「ヘー、、、」

、、、ツナとかどんな味がするんだろう。いつも夕食とかウィンダーゼリーだったし。小学校だって、親の事情とかで全然行けてなかったもん。中学はお弁当だから、、、部活の先輩からの差し入れの飴とかめっちゃ食べてたな。

小「よし！決めた！おばちゃん！」

売店のおばあさん「ハイハイ。メモの商品と、、、追加でおにぎりね」

小さな巨人さんは左手に持っている梅干しのおにぎりを、売店のおばあさんに出す。おばあさんは、おにぎりと代わりに大きなビニール袋を小さな巨人さんに渡す。私はなんとなく疑問に思い、小さな巨人さんに質問する。

『どうして、、、梅干しに？』

小「一ノ瀬さんの目が赤いから！梅干しも赤いだろ！」

『、、、目、、、ですか、、、？』

小「だって一ノ瀬さんの目。めっちゃ綺麗だもん！」

『、、、はぇ？』