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突然だけど、俺はとある妖精さんである。
うるさい関西人の大学生に付いて、毎日をより笑顔にするためにやってきた
けど康二…あ、関西人のことね
康二は俺が来る前からうるさかったけど、最近さらにうるさくなった
俺のほかにも超イケメンなのにバカでマイペースなちょっと残念なやつにラウールが、まあ美人だけど普通に良いやつにふっかがついて、俺たちはわりと一緒に日々を過ごしている
ラウールのとこはまあ一般的なペアだ。それこそ俺と康二も。
俺が最近1番気になってるのはふっかんとこ。
「あぁ〜…なんか、寝れそう」
「ふふ、もう完全に砂に埋まっちゃってるよ？」
「あ待って熱いかも、熱っ熱い！！」
「大丈夫！？すぐ掘り起こすね！」
康二に強請って買ってもらった高い日焼け止めを自分の体に塗っている間に、ふっかとAは遊んでいる
…遊んでるってか、まあイチャイチャしてるようにしか見えないよね
「っはー危なかった…Aちゃんありがと！」
「いいえ、火傷とかしてない？」
「ん！大丈夫よお」
「ならよかった」
うふふ〜あはは〜って2人の周りにぽわぽわ花が飛んでる感じ
見ててなんかこう…かゆい。
「ふっか、ちょっと来て」
「んぇー？なによ」
「いいから来い」
「引っ張るなよ〜あ、Aちゃんちょっと行ってくるね！」
「気を付けてね〜」
呑気な顔して手を振るAを横目にふっかを連れ出す
「なんなの？Aちゃん1人にしてると心配だから早く用事済ませたいんだけど」
「お前さあ、Aのこと好きなの？」
「えー？好きに決まってんじゃんっ」
おふざけでこの場を逃れようとするふっか
しかし今日の俺は流されるわけにはいかない
「人間を好きになって、どうすんの？」
「……」
空気が凍る。
日に当たっているのに、そこだけ温度がないような感覚に落ち入り、目の前のその空気を出しているふっかが怖くなった
いや、びびってないけど。
「それ、しょうたに関係ある？」
「ないとは言い切れない」
「へえ？意外と俺のこと考えてくれてんのね」
「お前がいなくなったら悲しむ奴がいるだろ、お前のすぐ近くに」
「…さあね」
こいつは俺に本心を言う気はないらしい
たまには気遣ってやろうと思ったのにな
「ふっかがいなくなったらA、どうなるんだろうな」
そんな顔するくらいなら、やめとけって。
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もちむ(プロフ) - 直__naoさん» 最後までお付き合いいただきありがとうございました！少しでも直さんの気持ちに触れられる作品になっていれば幸いです(^^)新作ですか…！検討しておきますね！🥹💜 (2022年12月9日 21時) (
レス) id: 9305aed96f (このIDを非表示/違反報告)
直__nao(プロフ) - 完結、おめでとうございます！！お疲れ様でした。とてもおもしろかったです！！毎回、ワクワクしながら読ませてもらってました((o(´∀｀)o))ﾜｸﾜｸ 鬱陶しいかもしれませんが…新作待ってます((ｺｿｯ (2022年12月9日 19時) (レス) @page47 id: 86640c55e0 (このIDを非表示/違反報告)
もちむ(プロフ) - きらさん» コメントありがとうございます！1番好き…！？ものすんごく嬉しいお言葉です、ありがとうございます🥺更新頑張りますね！💜 (2022年12月1日 0時) (レス) id: 9305aed96f (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - コメント失礼します！今まで読んだお話の中で1番好きです。更新楽しみにしています！ (2022年11月28日 15時) (レス) id: 6847181624 (このIDを非表示/違反報告)
もちむ(プロフ) - かりんさん» コメントありがとうございます！キュンキュンしていただけて嬉しいです💜感情移入していただけるほど読み込んでいただいてとても嬉しいです…！妖精さんたちは、姿が見えないだけでかりんさんの近くにいらっしゃるかもしれません…🫣 (2022年11月24日 21時) (レス) id: 9305aed96f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちむ | 作成日時：2022年11月11日 0時
