女性恐怖症の彼-Nozomu.K-

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あなたside





私は出てった小瀧くんを探した。





あ「…どこ行ったんやろ、」





学校を探して回る。





そして屋上へたどり着き、




ｶﾞﾁｬ、





あ「…あ、居った(小声)」





奥の方には手すりに寄りかかってる小瀧くんの姿。





…ん？メガネ、外してない？





いつもより肌色の部分が多く見えてんけど…





もしかして素顔出してたりして！？






あ、ここに居らんと声掛けよ。





あ「あ、居った。」





と声を掛けると慌てた様子の小瀧くん。





…うん、やっぱり。





そして話す。





あ「小瀧くん。いや、望！」




いきなり呼び捨てにされ驚いた様子の小瀧くん、





「のんちゃんにしとこかｗ 友達になろ！」





私も転入してから友達があまり出来てないから、のんちゃんに友達になろ！って言うた。





そしたら、案の定目を丸くして戸惑うのんちゃん、





…だよね。





でも、私はのんちゃんに深く関わるつもりはないし、のんちゃんから言ってくるまでなんも聞かない。





そんなことを言うたら、「うん」て、






…私、ここに来て初めてちゃんとしたお友達ができました＾＾

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