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去年 ページ1
「あ、ねえねえ君さ、エンデヴァーの息子さんだよね？」
ある夏の日、道端で見知らぬ人に嫌な話題を出された。
誰だよお前、どっかで会ったっけ？
「……はあ」
「やっぱり！あ、これアイスあげる。今日あっついからさー、ついつい買いすぎちゃってさあー」
ほい、と手渡されたそれは、崩した氷をカップに入れただけのような、グレープフルーツ味のアイス。
ほんとになんだコイツ。同い年くらいだろうけど、会話の意図が見えてこねえ。
「大丈夫、毒とか入ってないから！」
「…………どっかで会ったか？」
「え？いや、初めましてだよ！」
「……」
なおさら誰だよ。
気味が悪くなった俺は、そのアイスを返してそそくさと家へ向かった。
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しゃーも。 - はじめまして。完結おめでとうございます。完全に私の好みの話ですが、この小説のように答えを明かさず、読者の想像に任せるような終わり方って良いですよね。素敵な小説に出会えて嬉しかったです。ありがとうございます。 (2018年8月5日 0時) (
レス) id: 6ffc361c0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みずたまる | 作成日時：2018年5月6日 23時
