【ヒロアカ】チート少女はヒーローとヴィランに愛されてる!? (ページ17)

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うなれ筋肉2 ページ17

引き続き出久side

オール「それが私の受け継いだ〝個性〟！冠された名は「ワン・フォー・オール」」

出久「ワン・フォー…オール…」

オール「一人が力を培い、その力を一人へ渡し、また培い次へ…そうして、救いを求める声と義勇の心が紡いできた力の結晶!!!」

出久「そんな大層なもの何で…何で僕にそこまで…」

オール「元々、後継は探していたのだ…そして君になら渡しても良いと思ったのさ!!」

オール「〝無個性〟でヒーロー好きな君は、あの場の誰よりもヒーローだった!!」

オール「まァしかし、君次第だけどさ！どうする？」

ばっ…

ここまで言ってもらえて

僕なんかに大事な秘密まで晒してくれて！

……あるか？ないだろ……！

あるわけない！

キッ

出久「お願い…します」

断る理由なんて!!

オール「即答、そう来てくれると思ったぜ」

貴『良かったね。出久』

出久「！Aちゃん!!」

出久「まさか、聞いて…」

貴『最初から聞いてたよ』

出久「あの、いや…これは…」

オール「久しぶりだね。Aちゃん」

貴『オールマイトさんも久しぶりですね』

出久「えっ!?2人は知り合いなの!?」

貴『お父さんとお母さんがよく連れて来たから』

オール「あんなに小さかったのにこんなにも大きくなったね！」

貴『はい！オールマイトさん、特訓するんですか？』

貴『するなら、私も時々、見に行ったりしますよ！』

オール「ああ、お願いするよ」

貴『出久、頑張ろうね(ﾆｺｯ』

出久「(ﾌﾞｯ///」

貴『！出久、大丈夫!?』

出久「う、うん//(ﾀﾗﾀﾗ」

オール「(少年…気持ちは分かるぞ！私も昔なったからな…)」

出久side終了

二日後朝6時

貴女side

今日から出久のトレーニングが始まる

オール「ヘイヘイヘイヘイ、何て座り心地の良い冷蔵庫だよ！」

オール「ピクリとでも動けば、ちょっとは楽だったんだけどな───!!」

バタッ

出久「そりゃだって…オールマイト、274㎏あるんでしょ…」

オール「いーや、痩せちゃって255㎏」

貴『出久…大丈夫？』

出久「大丈夫…ていうか僕、何で海浜公園でゴミ引っ張ってるんですか…？」

オール「それはアレさ！君、器じゃないもの」

出久「え!!?仰ってる事が前と真逆!!!(ｶﾞｰﾝ」

オール「身体(からだ)だよ。身体(からだ)」

出久「………？」