遊 郭 の 栗 花 落 さ ん 【鬼滅の刃】

。【視点無し】 ページ13

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「堕姫…」









「はいっ、無惨さまっ、！！」









ある、月が綺麗な夜だった.









それは、恐怖と美しさの対峙を表すようで.









「お前は美しい、そして強い.









…選ばれた鬼なんだ.」









_もっともっと人間を食べて強くなれ.









暗闇に声が響き渡る.









「__無惨さま、…ひとつ、申したいことがございます.」









女の鬼は、顔を強ばらせた.









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「__この者を、殺,したくないのです.」









そう言って女の鬼は、写真を出した.









「…ほう.____確かに、…私が魅入る美しさ.









…気に入った.__この女、城に連れていく.









そうだな…あと一週間待て.









そうしたら、この女は攫う.









喰わずに__私のそばで輝かせる.」








「ありがとうございます！」









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「(…ええぇ、なんかめっちゃ聞こえるんだけど.









あの超絶美人な花魁連れてくの？？え？









許さねぇぞ…花魁は俺と結婚するんだ！)」









たんぽぽに聞かれているとも知らず.








鬼は笑みを浮かべていた.

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